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雑談スレ

56正樹 </b><font color=#FF0000>(k1z6gaws)</font><b>:2004/12/11(土) 21:18
 
12月7日 ◇◆ そして誰もいなくなった ◆◇

イラク攻撃が間違いだった事ははじめからわかりきっていたが、ここに来て
米国に協力的であった世界の指導者から相次いで誤りを認める声が聞こえは
じめた。米国のイラク占領もいよいよ末期的様相を呈し始めたということだ。

6日付のしんぶん赤旗は、4日付のポルトガル週刊誌エスプレソに対し、欧州
委員会のバローゾ委員長が、「・・・イラクへの軍事介入で世界がより安全だと
もいえない」と認めたことを報じている。バローゾ氏はポルトガル首相時に
イラク戦争を支持した。従ってこの発言は自己批判ととられているのだ。

他方7日付の読売新聞は、パキスタンのムシャラフ大統領が5日放送のCN
Nのインタビューで次の通り述べたと報じた。
「・・・あの攻撃にパキスタンはそもそも反対だった。・・・今になってみれば我
々はもっと多くの問題を抱え込んだ。(イラク侵攻の決断は誤りだったかと
の問いに)結果的にはそうだ。」

また7日付の毎日新聞では、後藤田正晴元副総理がこう喋っている。
「・・・正当性のない間違った戦争だった。・・・従って対米追従した小泉政権の
選択も誤った。・・・イラク特措法は憲法の制約から『非戦闘地域』という虚構
の概念を作り出し、その一方で危険な地域に派遣しているのに『安全確保』
を義務付けるという矛盾した法体系になっている。人道復興支援という法目
的もこじつけだ。・・・日本がイラクまでいって支援する真の理由は日米同盟堅
持であるとなぜ言わない。・・・」

産経新聞までが7日の「産経抄」の中でつぎのように書き始めた
「『恋と戦争は始めるのは簡単だが終わらせるのは難しい』と米国の編集者H・L
メンケンは言った。・・・自衛隊はいつ引き揚げるかという『出口戦略』を持た
なければならない。」

みんないなくなっていく。そんな中で一人小泉首相だけが「正しかった」と
絶叫する姿が頭に浮かんでくる。これは笑い話ではすまない。

天木直人HP(あまきなおと)
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  天木直人・マスメディアの裏を読む
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