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雑談スレ
393
:
正樹
◆6z10n91cnw
:2005/09/19(月) 21:49:41
経済教室
個人情報保護に行き過ぎ
公益との調和必要
プライバシー論議、深めよ
青柳 武彦(あおやぎ たけひこ)
1934年生まれ。東大卒。伊藤忠商事、日本テレマティーク
社長を経て現職。
個人情報保護法は個人情報を一律に規制対象としているので、過剰反応による
混乱が生じており、このままでは経済活動と社会生活を萎縮させてしまう。
保護すべきプライバシーの範囲を制限的に規定して、しっかりと守る一方で、
それ以外の情報は、むしろ積極的に流通させるべきである。
個人の識別情報、一律規制に問題
個人情報保護法が完全施行させて個人情報に関すると一般の関心が高まる半面
で、過剰反応による混乱が生じている。会員名簿の発行を取り止めると団体や組織
も続出している。JR福知山線の脱線事故では、負傷者を運び込まれた病院側
が個人情報保護法を理由に、安否を尋ねる家族への氏名開示を拒否すると言う
事件も起きた。厚生労働省は、医師、看護師など同省が所管する国家資格試験の
合格発表に当たって、今後は原則として氏名を公表しないと言う。
他方で、個人情報の漏洩や流通も相次いでおり、こうした問題は益々厳しく
取り締まることになりそうだ。しかし、このままでは個人情報の保護が行き過ぎて、
社会生活や経済活動を萎縮させてしまうことが懸念されている。
筆者はこうした状況の原因の一つは、現行の個人情報保護法が生存する個人の
全ての識別情報を一律に規制対象としていることにあると考えている。個人情報
保護法はプライバシーに属するものだけを規制の対象として、それ以外の個人情報
は一種の公共財としてむしろ積極的に流通させた方が良い。
誤解を避けるために強調しておくが、筆者は個人情報のうちの、病歴、預金額、
負債額、前科、遺伝情報などプライバシーに属するものは厳重に保護し、プライバシー
に属さない個人情報だけを一種の公共財として積極的に流通させて公共の利益
のために役立たせるべきだと考えている。
===日本経済新聞2005年9月19日(月)===
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