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雑談スレ

386正樹 ◆6z10n91cnw:2005/09/16(金) 21:48:32
 
 被告の更生、手を携え
 弁護士、就職先探し
 恩師、身元保証
 ハローワーク、異例の仲介
 
 生活苦から罪を犯した被告男性(32)を立ち直らせようと、弁護士、恩師と
ハローワークが手を携えた。住所不定の無職で身よりも無く、実刑判決を受ける
可能性がある。弁護士は就職先を探し、恩師が身元を保証する連絡先になり、
ハローワークが異例の仲介をした。判決前に未決勾留中に次の就職先が決まり、
横浜地裁は今月に、執行猶予付きの判決を言い渡した。男性は長距離バスで
信州地方の職場に向かった。
 
 執行猶予判決、判事「幸せ、築いて」
 同月(正樹注:2005年6月)下旬に、橋本吉行弁護士は当番弁護士として
神奈川県警金沢署で接見した。「誰か、力になってくれる人はいないの?」。
男性は小学校担任教師の名を挙げた。ボロボロの携帯電話に、電話番号が登録
されていた。
 男性が就職を希望するホテルなどに片っ端から電話を掛けて、一軒の宿泊
施設に辿り着いた。
 施設は地元のハローワークに求人を出していた。7月下旬に、ハローワーク
横浜(横浜市中区)に協力を頼んだ。
 判決前の被告。裁判の行方に影響を与えるようなことはすべきではないと
心配する声もあった。しかし、8月上旬に島津正明・就職促進指導官が警察署
で「面接」。異例の仲介で採用が決まった。
 今月にあった初公判で、恩師が証言台に立った。「人生は、失敗しても失敗して
も何度でもやりの直すことができる。彼は今に、皆様の善意で、このことを
学ぶ機会を頂いています」
 松尾昭一裁判官は「今後も見守って頂けますか」と尋ねた。恩師が頷くと、
「宜しくお願い致します」と言い添えた。
 5日後に、懲役1年執行猶予3年の判決が下った。「松尾裁判官は「あなたの
ために尽くしてくれた人がいることを考え、恩に報いるためにも、きちんと
した生活を送り、これまで築くことができなかった幸せを築いて下さい」と
男性に語り掛けた。
 裁判所を出て駅に向かう直前に、男性は言った。「捕まる前は、もうすでに、
まともに生きて行くことはできないと思っていた。得た物の方が大きかった」
 被害者には謝罪の手紙を添えて弁償のお金を送るつもりだ。
 受刑者らの就職、支援強化の方針
 国、来年度から
 厚生労働省によると、全国のハローワークでは現在に、受刑者を対象にした
職業講和などをしている。今回のように、判決前の被告に就職先を仲介した
事例は「聞いたことがない」(首席職業指導官室)と言う。
 再犯を防止しようと、国は来年度から刑務所とハローワークなどの協力体制
を整え、受刑者や仮出所者らへの就職支援を強化する方針を固めている。
 
           ===朝日新聞2005年9月16日(金)===
 
〓〓〓〓〓 
 
 こう浮世離れしたことをやっているから犯罪の撲滅から遠ざかって行くのである。
 医療ミス裁判で、患者側に有利な証言をした医師に、こう温情的措置を取るか?
 こう浮世離れしたことを美談として取り上げていること自体がおかしいの
である。
 実際に行われた犯罪に対しては温情的に手心を加えて、ドラマやゲームなど
の虚構に対しては、目くじらを立てて撲滅している様(サマ)は本末転倒そのもの
である。


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