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雑談スレ

299しん@グレーリボン非公式サポーター ◆.xhuPYWI5M:2005/07/15(金) 02:51:21
「http:// www.shinmai.co.jp/news/20050404/KT050402ETI090009000022.htm
4月4日(月) 社説=性教育 現場の工夫を大切に
一部の学校の性教育について、小泉首相らが国会で「行き過ぎ」と批判した。これを受けて文部科学省は四月から、実態調査を行う。父母や子供たちからは、要望の強い分野でもある。それぞれの教育現場での積み重ねを大切にしたい。
三月の参院予算委員会が性教育論議の舞台だった。自民党議員が、小学生用の性教育の教材を示して質問したのがきっかけである。小泉首相は「こんな教育は私の子供のころは受けたことがない」と驚いてみせ、「もっと考えていただきたい」と再考を促す答弁をした。中山文科相も「行き過ぎた性教育は子供のためにも社会のためにもならない」と述べている。文科省がさっそく、行き過ぎの指摘がある学校について、実態調査を決めている。都道府県教委を通じて全国規模で行う。性教育を国会で取り上げるのはいいとしても、教材の説明を聞いて「行き過ぎ」と判断するのは、性急に過ぎるだろう。
一般的には、性教育は全体のカリキュラムの中に位置付けられる。授業の流れや子供たちの反応など、総合的に見る必要がある。現場の教師が委縮したり、根付き始めた性教育が後退しないか、心配だ。 性教育には、さまざまな意見があるのも事実だが、ニーズは高いと見るのが自然だ。例えば、厚労省が昨年、十六―四十九歳の男女三千人に対して行った調査では、避妊法は「中学卒業までに教えるべきだ」との答えが、60%を超えている。
過激なビデオの販売や援助交際、エイズ感染の広がりなど、性を取り巻く環境は大きく変化している。子供が性的犯罪の被害者になるケースも目立っている。子供たちには、正しい知識を早い段階から教える必要がある、と指摘する専門家も多い。「子どもの権利条約」も知る権利の保障を盛り込んでいる。「知らないこと」で被害を受けたり、後悔したりする危険を防ぐ責任が、大人にはあるはずだ。性教育は、長野県内でも養護教諭や教師、医師などを中心に、地域の実情に合わせ手探りで続けてきた経過がある。そうした積み重ねに、文科省が枠をはめるとすれば
問題だ。教育現場での工夫こそが、実りある成果への近道になる。性や男女のかかわり方は、もとより私的な領域に属する。生きる上での基本的な知識やヒントを与えるのが、性教育の役割と考えたい。」(信濃毎日新聞社説)


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