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雑談スレ

243正樹 ◆6z10n91cnw:2005/07/06(水) 21:31:01
 
>>242の続き

 逮捕者なし・全員に退職金
 盗撮警官処分に「甘さ」
 県警は「適正」専門家は疑問視
 
 ●最近発覚した県警警察官による盗撮など
 
 被処分者     処分事実      盗撮時期         処分内容
 中原署巡査長   スカート内盗撮未遂 6月4日         減給
 横須賀署巡査長  スカート内盗撮   4月17日        減給
 鶴見署巡査部長  スカート内盗撮   04年11月17日    減給
 第1機動隊巡査長 スカート内盗撮   02年11月〜04年4月 減給
 公安3課警部補  性行為盗撮     04年4月7日      本部長訓戒
             (肩書きはいずれも当時、全員が依願退職)
 
 高い倫理性や責任が求められる警察官の処分として適正だったのか−−県警
警察官による盗撮が5件も相次いで発覚しているが、逮捕者は1人もおらず、
1人を除く全員が退職金を受け取って依願退職となった。松本治男・警務部長
は朝日新聞の取材に「身内に甘いわけではない。適正に処理している」と説明
する。だが一方で、県警の処分方針より厳格に処している横浜市教育委員会の
ような組織もある。県警の姿勢に専門家からは疑問の声も出ている。
 
 教育界は厳罰
 横浜市の教員が、同じように盗撮した場合に、どうなるか。事件の立件に
関わらず、停職か免停と言う重い処分になる。
 横浜市教委は昨年7月に、教職員の不祥事について一般の市職員より厳しい
処分を科す「懲戒処分の標準例」を定めた。「公務員の中でも一段と高いモラル
が求められる」と考えたためだ。教育現場での厳しい処分は今や常識と言え、
03年9月に盗撮が発覚した県の教員も免停6ヶ月の処分とされ、同日付け
で退職。退職金は辞退した。
 不祥事を起こした教員の名前の公表について、市教委も県教委も、全ての
懲戒処分を学校名や肩書きを含めて原則公表している。「できる限り様々な
事案を公表することこそが、長い目で見れば公教育への信頼を高めると考え
ている」と市教委教職員人事課。
 警察庁の指針
 それに対し、警察官の世界はどうか。
 県警の懲戒処分方針は、警察庁から各警察に通達された指針に基づき、各部長
ら幹部による「懲戒審査委員会」で決まる。
 盗撮に関しては、指針で「停職または減給」と定められている。今回に発覚した
5人のケースでは、この指針を元に検討され4人が減給処分となり、5人とも
依願退職。4人が退職金を得ており、1人は約1080万円。残る1人につい
ても県警は退職金を計算済みだ。
 松本警務部長は処分内容について「(盗撮の)行為にも軽重がある。減給
処分は基準に基づいて判断した」と話す。
 いずれも公表しなかったことは、公表することは「停職」以上と言う警察
庁の指針にならったからだと言う。
 書類送検まで
 そもそも、今回の盗撮のケースで、なぜ逮捕に至らなかったのか。
 第1機動隊巡査長(当時)のケースは1年半に少なくとも12件の盗撮を
し、CDに画像も保存していたが、書類送検止まり。車のカップルの性行為
を盗撮していた公安3課警部補(同)は書類送検もされなかった。
 県警の説明によると、県迷惑防止条例違反となる盗撮行為での立件数は昨年
1年間で216件。うち逮捕26人で、書類送検190人だった。松本警務部長
は「立件は証拠に基づいて個別に判断する。全て逮捕と言うわけではない。今回
は、証拠隠滅や逃亡の恐れがなく、素直に認めた。余罪もないと判断した」と
述べ、対応に問題はなかったと強調する。
 高い倫理性を
 たが、土本武司・白鴎大法科大学院教授(刑事法)は「個別事件の証拠の精査
は必要」としながらも、「より高い倫理性と道徳性が求められる警察官は、
一般人の犯罪よりも厳しい処理がなされるべきだ」と疑問を投げ掛ける。
 
            ===朝日新聞2005年7月5日(火)===


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