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雑談スレ

216正樹 ◆6z10n91cnw:2005/06/27(月) 21:36:46
 
 非行を起こした子供
 3割が虐待経験
 厚労省調べ

 全国の児童相談所で非行相談を受け付けた子供の3割が、親などから虐待
を受けた経験を持つことが27日までに、厚生労働省研究班の調査で分かった。
約半数は育つ過程で養育者に代わり、1割がドメスティック・バイオレンス
(DV=配偶者・パートナーによる暴力)のある家庭で育つなど、養育上の
問題が非行に繋(つな)がっている実態が浮かび上がった。
 相談所が対応した非行相談を基に、非行を起こした子供の背景を分析する
調査は初めて。
 調査は全国児童相談所長会が昨年10月に、全国182ヵ所の児童相談所
を対象にアンケート形式で実施。約9割から、2003年度に盗みや家出・
外泊などの非行相談を受け付けた約1万1000人について回答があった。
内訳は63%が男子で、14歳以下が中心。約7割が中学生だった。
 調査によると、親などから虐待を受けた経験がある者は30%。いくつかの
種類の虐待を重複して受けているケースが多く、殴る・蹴るなどの身体的虐待
が78%で、ネグレクト(養育放棄)が73%で、心理的虐待が50%で、性的
虐待が32%だった。
 養育者が代わった子供は47%で、それの内で約1/4は3歳未満だった。
代わった回数は1回が66%で、2回が18%で、3回が11%で、DVの
ある家庭で育った子供は全体の10%に上った。
 「攻撃性が高い」「協調性がない」「情緒不安定」などの心理的問題がある
子供は85%で、虐待を受けた経験がある子供では92%までに上昇した。
 全国児童相談所長会は「虐待防止が非行防止に繋(つな)がる。非行を起こす
子供は心理的・精神的な問題を抱えているケースが多いので、相談所と医療機関
との連携が必要だ」としている。

       ===日本経済新聞2005年6月27日(月)夕刊===
 
 13 安全性の哲学
 混乱していると確率の概念
 
 確率についての考え方が全く混乱している。それの一例が飛行機事故の死亡
率だ。乗用車よりも安全と言う言い方、ああナンセンスな議論はない。ああ言う
言い方だと、人間は、何と言っても、ベッドの上で死ぬ人がほとんどだ。しかし、
ベッドは動かない。距離0(ゼロ)を動いて死ぬと言う訳で、距離当たりの
ベッドの上で死ぬ確率が最も多くなり、「ベッドは、最も危険な乗り物である」
と言う話になる。
 
 飛行機事故の数字を見ると、離着陸時に起こる物が約7割があると言われている。
それならば、飛行キロ当たりではなくて、1回を乗る度に「死を覚悟する確率」と言う
のならまだしも、或(ある)いは、離着陸回数当たりと言うのなら分かる。
確率と言うので、すぐに数学者に丸め込ませられてしまうが、数学者が数を
弄(いじ)くるその前提に問題があるのだ。問題は飛行距離と事故確率が比例
するのなら「キロ当たり」も意味があるが、そうでない限り無意味である。

       ===『安全性の考え方』(武谷三男編・岩波新書)===
       213頁〜214頁
 
 半分の予算でも国家は運営できる
 
 まるで21日に発表された政府税制調査会の報告書が、「増税は避けられ
ない」と強調していることを弁護しているようだ。話ができすぎている。
 しかしこれに対する反論がウエッジ7月号の冒頭に載っていた。新幹線の
駅で見つけた。すなわち慶応大学教授で構想日本の代表である加藤秀樹と言う
人が、ここまで財政が悪化した最大の原因は、行政(官)が国民生活の隅々に
まで関与し、規制してきたため、無駄な事業と経費がふくらみ、それがそのまま
放置され続けているからであると言う。そして彼のスタッフの試算では、国の
サービスの多くを見直し、国と地方の事業の仕分けなどを本気で行えば、国家
予算は十分半減できると主張する。逆に言えば、そうしないと間違いなく国家
破綻が起きるというのだ。奇しくも24日の朝のテレビ番組でも、財政改革を
成功した世界の国のうち、その7割は歳出の削減であり、増税で成功した国は
少ないという統計を紹介していた。
 
 
天木直人のホームページ
 http://amaki.cc/
  メディアを創る
   6月26日―メディアを創る


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