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雑談スレ
179
:
正樹 </b><font color=#FF0000>(k1z6gaws)</font><b>
:2005/05/13(金) 21:16:11
>>170
の同事件記事
強制猥褻事件
被告の教諭に無罪言い渡し
2003年に知的障害のある女児2人の体を触ったとして、
強制猥褻罪に問われた千葉県内の男性教諭の被告(45)=休
職中=に対し、千葉地裁の土屋靖之裁判長(金谷暁裁判長代読)
は28日に、「犯罪の証明が不十分だ」として無罪判決(求刑
懲役7年)を言い渡した。千葉地検は控訴する方針。
教諭は逮捕後に、一時、容疑を認める供述をしたが、公判で
は一貫して無罪を主張。判決は、被告の自白の内容は不自然な
上に、犯行日時、場所についての2人の女児の証言も曖昧(あ
いまい)だとして、いずれも「直ちに信用することができない」
と述べた。
===朝日新聞2005年4月28日(木)夕刊===
チャタレイ事件の波紋
田中(正樹注:田中耕太郎・最高裁第2代長官)時代の国民
道徳的指導概念を示すものとして、代表的な判決は、チャタレイ
事件である。
チャタレイ事件は、猥褻の概念が本格的に争われた裁判。昭
和25年2月に、D・H・ローレンスの小説『チャタレイ夫人
の恋人』を伊藤整が翻訳、小山書店が発行し、伊藤と社長小山
久二が、猥褻物頒布罪で起訴された。一審は伊藤無罪で、小山
に罰金25万円。二審は一審判決を破棄し、小山に25万円で、
伊藤に10万円の罰金を言い渡した。
猥褻の概念規定は、憲法上の表現の自由と深く関わるテーマ
だが、判決では、①表現の自由も公共の福祉の範囲内に留(と
ど)められる②芸術性と猥褻性の判断基準は別③猥褻か否かは
作品の結果により客観的に判断し、作者の主観的意図とは関係
がない、などと示された。
判決では公共の福祉とは何かについては具体的に示されず、
判断の基準は、「良識、すなわち社会通念。社会通念とは個々
人の認識の集合や平均値を越えた集団意識」などと示された。
その社会通念は確固不動の物ではなく、「時と所によって同
一ではなく、同一の社会においても変遷がある」との認識も示
した。ところがそうした社会の流動性があるにも関わらず、判
決では、「超ゆるべからざる限界として、いずれの社会におい
ても認められ、また、一般的に守られている規範が存在する」
とし、「それは性行為の非公然性の原則であると述べている。
その上で、「仮に相当多数の国民層の論理的感覚が麻痺して
おり、真に猥褻と認めないとしても、裁判所は良識を持ったと
健全な社会通念に従って、社会を道徳的退廃から守らなければ
ならぬ。法と裁判とは社会的現実を必ずしも常に肯定するもの
ではなく、病弊堕落(びょうへいだらく)に対しては批判的態
度で臨(のぞ)み、臨床医学的役割を演じなければならぬ」と
言わば教訓をも述べている。
道徳的指導者を自ら任じ、国民の服従を強いている感じすらする内容である。
この判決には真野毅、小林俊三の少数意見もあるが、真野は
多数意見を「良識美俗を任ずるように妙に気負った心」と冷や
やかに批判している。
この判決は昭和25年9月27日に示されたが、猥褻の定義
は大正7年6月10日の大審院判決と、昭和26年5月10日
の最高裁第1小法廷判決と同じで、①いたずらに性欲を興奮、
刺激させ②普通人の正常な性的羞恥心を害し③善良な性的道徳
概念に反する、との立場であった。
『最高裁判所−司法中枢の内側』(講談社現代新書)
−−−161頁〜162頁−−−
性表現に対しては「性道徳の退廃を防ぐ」として目くじらを立てているく
せに、強姦は「本当に拒んだのか?」と被害者に問い詰めるのである。強姦
は性道徳の退廃を招かないのか?
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