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雑談スレ
151
:
正樹 </b><font color=#FF0000>(k1z6gaws)</font><b>
:2005/04/12(火) 22:38:02
性犯罪者再犯防止プログラム
保護観察中も対象に
研究会28日初会合
年度内作成手法を体系化
法務省は性犯罪者の再犯防止のための処遇プログラムを作る
研究会を28日に発足させ、初会合を開く。研究会は精神医学
や臨床心理、犯罪学などの専門家8人で構成。海外での事例を
参考に体系的なプログラムを今年度中に作成する。受刑者や保
護観察中の仮釈放者らの処遇に取り入れて行く計画だ。
昨年に起きた奈良の女児誘拐殺人事件で逮捕、起訴された被告
が、過去にも幼女を狙った性犯罪を起こしていたことから、法務
省は性犯罪者の矯正教育などを見直す方針を明らかにしていた。
研究会には、犯罪精神医学や行動臨床心理学、犯罪学の専門家
や、精神科医臨床心理士らが参加する。
現在、国内で性犯罪者向けの矯正教育を行っているところは、全
国74の刑務所・拘置所の内の13ヵ所だけ。さらに受講は強
制されていないために、これまで極一部の受刑者しか参加して
いない。また仮釈放者らを対象とする保護観察の現場では、ほ
とんど実施されていないことが実情だ。
一部の刑務所などで実施されているプログラムも、被害者の
気持ちになって手紙を書いたり、グループで互いに性犯罪に至っ
た経緯を話し合わせて自らの問題を気付かせるなど、施設ごと
に独自の内容となっている。海外の刑務所などで主流の手法を
部分的に取り入れているケースが多く、効果についての科学的
な検証が十分にさなれていない。
このため法務省は、より効果的で体系的なプログラムを、全
国で統一して導入することができるように、研究会で現状の視
察や海外の事例の検討を重ね、研究会の専門家らの意見を聞い
て処遇プログラムを開発する考え。実際に受刑者を対象に試行
し、効果を確かめながらプログラムを完成させる方針だ。
一方で、刑務所などでのプログラムについては、今国会で成
立する見通しの刑事施設・受刑者処遇法案が施行されると、参
加が義務付けられることになる。
米英で主流「認知行動療法」
みがみ気付かせ「修正」
解決策発見を手助け
法務省によると、海外では米国、カナダ、英国などの刑務所
で性犯罪者向けのプログラムが実施されている。
カナダと英国では、それぞれ全施設共通のプログラムがあり、
米国では州によって内容が異なると言う違いがあるが、主流の
物は「認知行動療法」と呼ばれる手法と言う。
認知行動療法は、物の見方や考え方が歪(ゆが)んでいるた
めに行動も歪(ゆが)みが出るとの考えに基づき、見方などの
歪(ゆが)みを修正する方法。
性犯罪者のグループでの話し合いや個別教育で、自分がどの
ような経緯で犯行に至ったのかに気付かせ、再犯に繋(つな)
がりそうな状況に置かれたときに回避する方法を見付けさせた
り、講義形式で被害者の心情を知るなど心理教育プログラムや
面接を組み合わせて実施している。
このほかにも薬物療法や疑似体験による治療もあると言う。
また、韓国では、裁判所で受講命令を受けた少年らを対象に、
保護観察所が性暴力事犯対象のプログラムを実施している。再
犯防止に繋(つな)がるように自らの問題の原因と解決策を発
見させるほかに、怒りのコントロール方法、法律の学習などの
内容を組み合わせている。
===日本経済新聞2005年4月12日(火)===
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