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雑談スレ

130正樹 </b><font color=#FF0000>(k1z6gaws)</font><b>:2005/03/31(木) 20:23:52
 
       3月27日 05年49号 ◆ 漫画家ちばてつやの証言

       ◇◆ 漫画家ちばてつやの証言 ◆◇

       「わいせつ図画裁判で証言 ちばてつや」という見出しにひ
      かれて、3月27日付東京新聞の記事を読んだ。
       わいせつ図画販売罪に問われた出版社の社長、貴志元則被告
      (56)の裁判が東京高裁で行われた。面識のなかったこの被告か
      らの依頼に、「あしたのジョー」の生みの親、漫画家ちばてつ
      や(66)が証人に応じたというのだ。

       「(この本は)一審で露骨とされましたが」と尋ねる弁護人
      に、ちば証人は、「僕が見ても露骨で生々しい。こどもにはみ
      せたくない」と答える。「ここまで描く必要があるのかといわ
      れていますが」とたたみかける弁護人に、ちば証人は、「私の
      感覚もそうですね。ここまで細かく描かなくてもと思うが・・・」
      と答える。
       そして東京新聞の記事は、「ちばさんは子をもつ親として、
      どぎつい性描写は、むしろ取り締まってもらったほうがいいと
      思っていた」と続ける。
       「なんだ、ちばてつやは、わいせつ図画を規制する為に証人
      になったのか」と思って読み進めるうちに、ちばてつやが本当
      に言いたかったことを見つけて感心した。
       彼は続ける、
       「・・・表現を規制する法律ができると、規制を受けるのは
      マンガだけじゃない。小説、写真、絵画、音楽、思想、評論、
      雑誌。いずれすべての表現規制にかかわってくる・・・セックス
      とか暴力だけの内容のない作品はいずれ読者に飽きられ淘汰さ
      れていく。絶対に法律で規制するべきものではないっ!」
       弁護人が続ける、
       「血が飛んで残酷に見えますが、何故こういうシーンを描い
      たのですか」
       「いろんなドラマの果てにリングでたたかうことになった。
      ここまで描かないと、二人の気持ちは表現できないと思いまし
      た」
       実はボクシングや格闘技はあまり好きではない、血しぶきを
      描くのも好きではないというちばさんは、「真剣な男の戦いを
      描くには避けて通れなかった」として更に次のように続ける。
       「表現は常に描く側の良識に任され、己の仕事に対する誇り
      や自粛にはかるべきだ」
       その記事を書いた橋本誠記者は、次のように締めくくってい
      る。「表現の自由の下で育ってきた(ちばさんの)、漫画への
      愛情が語り口にほとばしる。その目は、(インタビューを行った
      事務所の壁にかかっていた)パネルのジョーのように澄んでいた」

       天木直人・マスメディアの裏を読む
       http://amaki.cocolog-nifty.com/


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