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【警察は】警察に関するスレッド【○○な職業】

158名無しさんは神戸学院大:2019/12/02(月) 23:57:26 ID:Z0w6nCtk0
祖父危篤で救急車到着!でも本人の意思は延命拒否、その時どうすべきか?
ダイヤモンド・オンライン 木原洋美 2019/11/30 06:00

▼死者の胸がへこむほど押す救急医の胸の内
「救急病院に搬送されたその先はどうなるのかも知っておいてほしい」と、山崎さんは言う。
 救命救急センターでは、止まった心臓を動かし、呼吸を取り戻すため、専門医療チームが待ち構え、心臓マッサージをしながら、人工呼吸をほどこす。「何もしないで」と頼まれても簡単にはそうはいかない。患者の生命を救うため、全力を尽くすのがセンターの使命だからだ。
「心臓マッサージも、ためらうことがあります。胸に手をあてて、5センチぐらいへこませるようにやるのが基本で、そうしないと心臓に力が伝わりません。相当な力が入るので、高齢者の場合、肋骨とか簡単に折れてしまいます。助けないでと言われても、搬送されてきたからには、まずは全力を尽くすしかないのですが、ご家族のもとに、胸がへこんでしまった状態で患者さんをお返しすることになるので、心苦しいです」
 一方で、「やれる治療はすべてやってください」と頼まれることも多いが、それもまたつらい。
「仮にやれることを全部やるとなると、たぶん1〜2時間もしないうちに、人工呼吸器や人工栄養などの延命装置につながれて、全身管だらけになります。全部やってくださいと言われたら、全部やるしかないのですが、これが本当に患者さんの望むことなのかと思うことは多いです」
 患者が亡くなった後も、救急医の悩みは続く。
「搬送されてくる患者さんはほとんどが初見で、われわれ救急医は、患者さんにもご家族にも面識がありません。それまでの経過を知らないので、死亡原因が分からない。異状死として、警察に届け出なければなりません。
 すると警察も、事件性の有無などを調べなくてはならなくなり、パトカーが自宅に行って現場検証をする、ということにもなります。
 119番⇒救急隊⇒病院⇒警察、というのが一連の流れで、当センターに搬送された患者さんでも年間100とか200とかで警察の捜査が入る。
 われわれもなるべく、死因を究明するために努力していますが、間に合いません」
 死因といえば近年、急速に増えている死因がある。「老衰」だ。
 厚生労働省の人口動態統計によると、国内で2018年に亡くなった人のうち、「老衰」による死者数が約11万人となり、脳梗塞(こうそく)などの「脳血管疾患」を抜いて死因の3位になった。老衰はほかに死亡の原因がない、いわゆる「自然死」ととらえられる。
「老衰は病名ではありませんが、死亡診断書に書くことはできます。患者さんの人生のストーリーを含めた経過から判断する死因なので、われわれのように、患者さんと初めて会う医師には分かりようがない。かかりつけ医ならではの病名です」
 老衰は、戦後の1947年をピークに減少傾向だったが、2001年以降は増加に転じている。年代別にみると、老衰による死亡の割合は高齢になるにつれて高まり、95歳以上では死因の1位になっており、『大往生』といわれるような死に方が増えてきている。
 日本老年医学会理事長の秋下雅弘・東京大教授(老年病学)は、朝日新聞(2019年7月13日)で、「亡くなる場所が病院から自宅や施設へと徐々に移行し、心肺蘇生や人工栄養などの延命措置を望む人が減っていることも関係しているだろう。本人や家族が納得できる穏やかな最期を迎えられるよう、医療や介護の環境をさらに整えていく必要がある」と述べている。


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