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【ジャンルは】注目のニュース 2巡目【何でもあり】

52名無しさんは神戸学院大:2016/10/23(日) 12:48:14 ID:EZ8/r.lY0
過労死 いまだ根強い自己責任論
泣き寝入りする「過労死遺族」、周囲からは「何で辞めなかったの」「大金おめでとう」
弁護士ドットコム2016年10月22日 09:57

●根強い自己責任論
「なんで死ぬ前に家族の顔が浮かばんかったんやろうか…」。寺西さん自身も1996年に夫の彰さん(当時49歳)を過労死で亡くしている。飲食店の店長をしていた彰さんは、長時間労働や社長から強いプレッシャーを浴びせられ続け、自宅から1㎞ほど離れた市営団地の4階から飛び降りた。
「『助けてあげられなかった』と自分を責めました。一方で、夫を恨む気持ちもありました。『何で相談してくれなかったんだ』『子どももいるのに』って。当時は自殺に対する偏見もありました。家族でさえそうなんです」
寺西さんによると、遺族が言い出せない背景に「過労死は自己責任」という風潮があるという。誹謗中傷への恐れや社会の無理解のために、遺族が責任を内向きに抱え込んでしまいがちなのだそうだ。
「忙しいことは知っていても、家族は会社で何が起きていたかは分かりません。何が原因かよく分からないんです。また、過労死を主張しても、周りからは『なんで辞めなかったの。なんで辞めさせなかったの』と批判されます。自殺だと特に言えない。『精神が弱い』『個人の責任だ』で片付けられてしまうんです」
一般に過労死する人はまじめで責任感が強く、仕事や悩みを一人で抱え込み、周囲に話さない傾向があると言われる。寺西さんの場合は、彰さんの葬儀で土下座して謝る社長たちを見て、「会社に責任がある」と思ったそうだ。寺西さんはその後、労災を申請、裁判では会社に責任を認めさせた。裁判の過程で、夫の過重労働が判明し、会社の中でいかに頑張っていたかが分かったという。




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