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「京アニのおかげで娘は楽しい人生に」事件で犠牲、津田さん父
京都新聞社 2019/08/04 13:30
© 京都新聞社 津田幸恵さん=遺族提供
京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件で、京都府警が犠牲者として氏名を公表した津田幸恵さん(41)は、京都アニメーションで「仕上げ」の作業を長年担当してきた。好きな仕事に打ち込み、周囲への気配りも忘れない女性だった。2日に報道各社の取材に応じた父伸一さん(69)=兵庫県加古川市=は「幸恵と二度と会話ができない現実は変わらない。なんでこんな目に遭わなければいけないのか」と語った。
津田さんは担当していた「仕上げ」で、線で描かれた動画に彩色する工程を担っていた。作品中のキャラクターや物体の色を決める「色彩設計」の担当者が作成した「色見本」を基に、線画をスキャンしたデータを1枚1枚、デジタルで着色していた。映画「けいおん!」など多くの作品に参加し、繊細でみずみずしい色使いが特徴の京アニ作品を支えた。
伸一さんは、津田さんの同僚から、仕事で困ったことがあると津田さんを頼っていたと伝えられた。「自分の経験を出し惜しみせず丁寧に教えていたんでしょう」。忙しい毎日だと聞かされていたが、細かな内容までは知らなかった。「バリバリ仕事していたんやな」。職場での様子を聞き、的確に指示を出す頼もしい娘の姿が目に浮かんだ。
友人は、最近は津田さんと一緒に好きな声優の追っかけをしていたと教えてくれた。「京アニで働く中でどんどん明るく行動的になり、あちらこちらに遊びに行っているのは知っていた。やはり友達と楽しく過ごしていたんですね」
葬儀では、家族の結婚式で笑顔を見せる津田さんの写真を遺影にした。ただ、参列者には遺体との対面は避けてもらい、「親として私が幸恵の遺体と対面した」と話す。
府警捜査員から、津田さんは事件現場となった第1スタジオの2階の窓のそばで、他の被害者と折り重なるように倒れていたと聞いた。死因は焼死。肩ひもの部分が焼け落ちたショルダーバッグを遺品として受け取った。
伸一さんは、娘が亡くなった時の状況が分かった今、事件の真相をこれ以上知りたいとは思っていない。容疑者のことも、どうでもいいと言う。ただ一つだけ、社会に伝えたいことがある。「京アニのおかげで幸恵は楽しい人生を送ることができた。そのことは広く知ってもらいたい」
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