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【依存〜薬物・出口のない闇(1)】ネットで手軽に…クスリに溺れ売人となった母、「因果応報」息子も大麻
産経新聞2017年12月25日 11:34
▼トイレで覚醒剤打っているのを息子に目撃され…
「クスリ」に出合ったのは、そんな時期だった。2人の息子を育てるため、キャバクラで働き始めたが同僚に「元気になるよ」と勧められた。確かに、覚醒剤を「キメる」と、先行きへの不安や怖さが消えた。
食事も睡眠もとらず打ち続け、体重は30キロ台半ばまで落ちた。すぐに仕事ができない体になり、生活保護を受給。それでも、クスリを求め、自身も稼げる売人にまで身を落とした。
以来、息子には最大限の愛情を注ぎながらクスリに溺れ続けた。息子たちが小学校にあがるときなどの節目にやめようと思ったときもあったが、結局は「もういいや、うまく使っていこう」と開き直った。
その生活も、トイレで覚醒剤を打っているのを息子に目撃され、終わりを迎えた。さらに、当時高校1年の次男が自室で友人らと遊んでいるとき、変な臭いがした。友人らが出ていった後で部屋を入念に調べると、大麻草にパイプ、危険ドラッグが出てきた。
因果応報−。その言葉が痛いほど身に染みた。「この子を殺して死のう」。そう決意し、包丁を次男に突きつけたが、「オレは生きたい。やる(死ぬ)ならママだけやって」と振り払われた。自暴自棄になった田中はそのまま風呂場へ行き、手首に包丁を振り下ろして自殺を図った。幸い一命を取り留めたが、施設に入所させられるなどし、家族は散り散りになった。
その後、田中は覚醒剤に溺れることもあったが、最終的には奈良の施設にたどり着き、約2年8カ月にわたってクスリを断ち、依存症者を支援する側に回る。今年に入り、長男と次男とも顔を合わせた。すぐに関係を取り戻せるわけではないのは分かっているが、「初めて(薬物が抜けた)しらふの状態で『ごめんなさい』と言えた」という。
施設の研修などで長時間車を運転するときなど「ここで一発入れたら楽だろうなと思う瞬間は今でもある」。だが、住むところがあり、温かい布団で寝られ、周囲と笑える。そんな当たり前の生活が幸せだとやっと気付けた。薬物の世界では、自分から支援施設を頼るのは全体の1割。残り9割は第三者が何らかの形で関わる。田中はいま、償いの日々を送り続けている。「これまでは自分で使うだけでなくクスリを世の中にまいてきてしまった。一人でも多くの人を施設につなげサポートしたい」
(敬称略)
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