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FUKIDAMARI-2

150名無しさんは神戸学院大:2013/11/01(金) 14:17:39 ID:3JYVmI9Y0
なぜブラック企業の社員は、会社を辞めないのか

【第5回】 2013年10月23日
梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]

□(1)社内の人間関係を理由にする人の本音
「辞めたいが、嫌われたくはない」
 まずは理由1、社内の人間関係に起因する問題を考えていこう。個人的には、この3つの理由のなかでこの理由1が最も理解がしづらい。例えば、「辞表を提出しても上司に破り捨てられる」などの書き込みが見られたが、当然のことながら、職業選択の自由は基本的人権の1つで、本人に働く意思がない場合、企業は働かせることはできない。
 いくらなんでも、自分が奴隷と認識していない限り(それすら疑わしいならばもはや洗脳されているので、一刻も早くカウンセリングにかかった方が良い)、職業選択の自由はあると自覚しているのだろう。とするなら、辞められない理由はつまり、「上司や同僚に、ちゃんと承認してもらった上で辞めたい」というのが本音なのではないかと思える。ブラック企業と呼ばれる職場は、環境が良くない。ということは、人材の確保に年中苦しんでいる。となれば、辞めようとする社員がいたら全力で引き留めようというのは当然だ。つまり、あなたが辞めると言っても、それを正面から認めてくれる人間はいない。
 こんな意見も聞いた。これは先述の掲示板ではなく、実際にブラック企業と呼ばれる会社に勤めていた友人から聞いた話だが、やはり環境が良くないので、辞める社員が多数いる。すると、残った社員にとっては、誰か社員が減ると自分にしわ寄せが来るので、辞めていった社員を「無責任だ」と断罪するのだという。自分も経営者なので経験はあるのだが、確かに「無責任な辞め方」というものは存在する。しかし、しかるべき後処理をきっちりした上で退職する場合、無責任にはならないだろう。この会社の意図は、辞めた社員を「無責任だ」とののしることによって、次に退職しようとする人を牽制しようとするところにあるのだろう。書いていてちょっと身震いした。おお、怖い怖い。
 だが本来、もしブラック企業に勤めていて、追い詰められた状態であるとすれば、無責任な辞め方をしてもかまわないのではないか。何も無責任な辞め方を奨励する気はないが、企業が社員に対して無責任なら、社員も無責任で良いはずである。それでも辞められないところに、日本人の日本人的な問題が潜んでいる気がする。と言うのも、こういうケースが頻発する理由として、日本人が「努力」を良しとする倫理観が影響しているのではないかと思うのだ。我々日本人が思い描く努力とは、多くの場合、「忍耐」を伴っている。例えブラック企業と呼ばれる環境でも、働き続けられる人もいる。だから働き続けた人はそうでない人より「努力している」=「偉い!」という評価が下される。不遇な労働環境に異議を唱えて、再就職先を探すのもまた、相応の努力を必要とするのではないか。
 辞めた職場での自己の評価を気にするのもまた、承認欲求の表れ。それは人間として当然のことではあるが、それゆえに自分をさらに苦しめる状況になっているとすれば、小さな承認欲求にしがみついている場合ではないかもしれない。




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