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薬学部
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名無しさんは神戸学院大
:2014/02/28(金) 17:48:00 ID:qS/21l9c0
また、BATから取り出した培養褐色脂肪細胞を用いた検討から、ナルディライジンは核内でPGC-1αと結合し、その転写コアクチベーター活性を調節することでUCP1発現を制御していることも確認し、これらの結果から、ナルディライジンが、体温セットポイント(中枢神経)、熱放散(末梢循環系あるいは皮膚)、熱産生(BAT)のいずれの制御にも深く関わっており、体温恒常性維持に必須であることが示されたとする。
なお研究グループでは今回の成果について、Nrd1-/-マウスは寒冷環境で体温が著しく低下するが、体温が20℃以下になっても生存しており、この熱代謝形態をより深く理解することで、将来、低体温症への新たな対処方法の開発や、現在致死的な脳あるいは心筋障害を来した患者に対して行われている低体温療法への応用などにつながる可能性があると考えられるとしており、今後、それぞれの臓器特異的にナルディライジンを欠損するマウスを用いて、その役割の解明を進めるほか、冬眠におけるナルディライジンの役割についての解明などを進めていく方針としている。
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