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しゅうかつ 一言言って去るスレッド

254名無しさんは神戸学院大:2014/11/11(火) 19:52:55 ID:I.J85FuA0
神戸港郵便業務で石綿禍 元職員死亡、労災認定
神戸新聞2014年11月11日(火)07:30

 神戸港で外国郵便の船便業務を担当していた神戸中央郵便局の元男性職員がアスベスト(石綿)が引き起こすとされる中皮腫を発症して死亡し、公務災害(労災)として認められていたことが分かった。1970〜80年代、日本は大量の石綿を輸入。神戸港では荷役の労働者らに健康被害が相次いでいるが、石綿に直接触れない郵便局員の認定は初めて。(中部 剛)
 男性は兵庫県内に居住し、1961年、神戸港郵便局に入った。同局は阪神・淡路大震災で被害を受け、99年に業務を神戸中央郵便局に移管。男性は2001年に同局を退職した。その約10年後に悪性胸膜中皮腫と診断され、11年12月に70歳で死亡した。
 遺族や同僚らによると、男性は神戸港郵便局の船舶係として勤務。1日1〜2回、船倉や岸壁で郵便物の受け取り、差し出し作業を行っていたという。
 70年代、石綿の輸入はピークを迎え、76年は全輸入量の約32万5千トンに対し、神戸港は約12万8千トンと約4割に達していた。元港湾労働者らによると、石綿を保管した船倉や、荷を取り扱う岸壁では石綿が大量に飛散し、郵便局員の男性も船便を取り扱った際に吸い込んだものとみられる。
 当時は郵政省だったため、国家公務員災害補償法が適用され、公務災害として認定。男性宅には9月4日付で通知書が届いた。日本郵便によると、09年に石綿疾患で労災認定された事例が1件あるが、船便関係ではないという。
 かつて外国郵便の船便は東京、横浜、神戸港で扱っていたが、神戸は11年に終了した。男性が所属した船舶係は30人くらいいたという。妻は「お父さんは亡くなる前、『なんでこんな病気になってしもたんや。悔しい』と繰り返していた。郵便局に勤務した人でも石綿の被害に遭うことを知ってほしい」と話していた。




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