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しゅうかつ 一言言って去るスレッド

240名無しさんは神戸学院大:2014/09/25(木) 12:43:43 ID:SgrQdB0Q0
<自死遺族フォーラム>「自殺」表現に抵抗感、自死遺族が抱える問題を紹介 「東北希望の会」が仙台で /宮城
毎日新聞2014年9月24日(水)11:05

 自ら命を絶った人や、遺族が抱える問題について理解を深めてもらおうと、過労自死遺族の自助グループ「東北希望の会」は23日、仙台市青葉区で自死遺族フォーラムを開いた。遺族からは「自殺」というマイナスイメージが強い言葉への抵抗感や、直面する経済的な問題などが紹介され、約50人が真剣な表情で聴き入っていた。【三浦研吾】
 集会ではまず、多くの労災事件を扱ってきた土井浩之弁護士が講演。「限界を超えて真面目に頑張ってしまう人が死に至る。取り返しがつかないことだが、ストレスに強い家庭や会社とはどういうものなのか、犠牲から教訓を引き出す必要がある」と訴えた。
 同会代表の前川珠子さん(49)は、2012年1月に自死した東北大准教授の夫英己(ひでき)さん(当時48歳)が震災後、食事中に「ティッシュの取り方が良くない」と猛烈に怒り、家を飛び出した話を紹介。「突然の怒りの理由が分からなかったが、夫は仕事で大きなストレスを抱えていたことを後で知った。どんな自死にも必ず、本人にはどうすることもできない事情がある」と強調。また「自殺の『殺』という言葉が亡くなった人の尊厳を傷つける」と述べ、政府公文書などで自殺という表現が使われることに疑問を呈した。
 パネル討論では、遺族が直面する年金などの経済的な問題について土井弁護士が「できるだけ早く弁護士や社会保険労務士に相談してほしい」とアドバイス。会場からは「若い人ができることは何か」と質問があり、土井弁護士は「人間が尊重し合う社会がどうすればできるのか考えてほしい」と呼びかけた。
 客席で議論を聞いた亘理町の臨床心理士、石垣秀之さん(42)は相談者と連絡がつかなくなり、後に自ら命を絶ったことを知る経験をしている。「遺族は経済的、心理的な問題を抱え、自死した人と同じように追い込まれていることが分かった。自死や、自死遺族への理解を広めていかなければいけない」と話していた。

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 ■ことば

 ◇自殺と自死

 「自殺」という言葉は「勝手に死んだ」などと偏見を助長するおそれがあるとして、約1500人の遺族でつくる全国自死遺族連絡会が昨年、関係機関に「自死」の表現を使うよう要望。島根県が昨年3月、全国で初めて公文書の表現を自死に改めた。宮城県、仙台市も今年、相次いで言い換えを決定。自死の言葉を使う動きが広がりつつある。一方で遺族団体の中には「自死では過酷な現実がオブラートに包まれてしまう」と、一律の言い換えに反対する意見もある。




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