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ここでわかる!「入ってはいけない会社」診断【2】
2014年4月8日(火)PRESIDENT 2014年2月17日号
著者
遠藤 成=文
◆『就職四季報』で客観的データを読む
『就職四季報』からブラック企業を見分けるポイントをまとめてみた。
図を拡大http://president.jp/mwimgs/f/7/-/img_f7813d9344d4b7a0938d6c667eea6740170891.jpg
『就職四季報』の見方1
まず、進みたい業界を他の業界と比較し、賃金や離職率など業界全体の傾向をつかむ。
3年後離職率は教育、学習支援業、宿泊業、飲食サービス業、そして新しい雇用の受け皿によくあげられる医療や介護福祉施設関連が高い傾向にある。しかし、1社ずつ比較してみると、情報の開示姿勢などに大きな違いがあることもわかる。
3年後の離職率が50%を超えていれば、入社した半数が3年後には辞めているということ。ただし、採用人数が少ない会社では極端な数字になるので、採用人数も確認すること。3年後離職率がNA(無回答)の場合は、従業員数と毎年の採用の比率、平均勤続年数をみてみよう。たくさん辞めることを見越して、多めに採用していないか推測することができる。平均勤続年数が短い場合は、設立年も確認すること。若い会社は短くて当然だからだ。
ブラック企業の特徴のひとつが長時間労働である。月平均の残業時間はどれくらいか。有休消化年平均日数で休みが取りやすい会社かがわかる。
採用のプロセスもチェック。筆記試験がなかったり、少ない面接で決まるなど、採用にお金も時間もかけていない企業にも注意が必要だ。
NAの多い企業がブラック企業というわけではないが、「回答はNAが多いのにもかかわらず、“夢、やる気、熱意、成長”といった抽象的なことばかり強調している企業は要注意と考えたほうがいいです」(同)。
もちろんすべてがわかるわけではない。残業時間は平均なので、若手社員の実質ではないし、残業代がきちんと支払われるのかもわからない。これらは離職率から推測するしかない。
図を拡大http://president.jp/mwimgs/7/6/-/img_7678bbf92c7fd16bd11742489eea1b8d159382.jpg
『就職四季報』の見方2
「『就活“3S”で絞れ』という見出しの記事が年頭の日経新聞に載りました。3つのSとは、『製』品、『成』長力、『職』種という企業選びの基準の頭文字です。でも、そこに働きやすい職場か、どんな働かせ方をしている企業なのかの視点も必要です。企業も社会的責任として、より情報をオープンにすべきだと思います」(同)
ブラック企業かどうかを決めるのは従業員の主観でもある。ブラック企業と呼ばれる会社でも、その待遇に甘んじている社員が存在するから、企業が存続しているのも確かだ。
だからといって、がんばれば報われるといったアドバイスは子どもを追いつめることにもなりかねない。がんばれば報われたのは、高度成長期の余韻が残っていた親世代までの話。
厚労省のまとめによれば、精神疾患の労災請求件数が年々増えている。
「過労死・過労自殺をする前に、会社を辞めたり、専門家に相談すればいいのですが、追い込まれると、そういう判断すら麻痺して、ひとりで抱え込んでしまうのです」(同)
責任感は職を失うことへの恐怖の裏返しかもしれない。就活中の子息をお持ちの方は、上西教授も執筆している「ブラック企業の見分け方」(発行:ブラック企業対策プロジェクト/http://bktp.org)をダウンロードして読むことをお勧めする。無料だ。
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