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いじめのストレスで妻子を虐げる“29歳の惨めなパパ”
無抵抗社員を憎しみの連鎖に追い込む学級崩壊職場
【第34回】 2014年3月18日
吉田典史 [ジャーナリスト]
■踏みにじられた人々の
崩壊と再生
組織的ないじめをどのようにして止めさせるか。葛城は正常な感覚で職場に対応をしようとするが、今のような状況では解決は難しい。実は筆者も、会社員時代に似たような状況を経験したことがある。自分の経験則を交え、解決策を考えたい。
この職場に潜む課題は何か。いじめられる側は、今後どのように職場を生き抜けばいいのか――。そのような問題意識を持ち、本文中に下線と数字を施した部分を題材にしながら、筆者なりに分析を行なった。
①周囲の社員たちは酔っていたはずなのに、黙り込んだ。
多くの職場で見かけるシーン。黙り込むのは、多少は罪の意識があるからだろう。だが、それが逆に災いする。罪の意識があるからこそ、怖いという思いを持ち、集団化する。その点は、学校のいじめと似ている。人は罪悪感があるからこそ、徒党を組むのである。
だからこそ、相手が群れを成しているときは、むしろいじめを受ける人は「精神的に優位になっている」と思いたい。
②それに対して、「自分がどうしたいのか」といった記述はない。これは告発する人に多い。
いじめを受ける人の大きな特徴。職場のことをよく観察し、洞察力も鋭い。ところがそれに対し、意思を表明したり抗議の行動を取ることができない。むしろ、平静を装う。
これは最悪の選択。不満を言ったり、文句を口にする社員はなかなかいじめを受けない。いじめのターゲットにされる以上、会社員として同世代の中でいち早く昇進・昇格していくことは難しいかもしれないが、いじめのターゲットからは外される傾向がある。状況いかんでは、もっと自らの不満を皆の前で口にすることも試みてよいのではないだろうか。
③会社全体に及ぶ組織的なものであることだ。
いじめが組織化した場合、残念ながらそれを止めることは不可能に近い。抵抗するほどに悪い方向へ向かう。次の就職先などを確保し、できるだけ早く退職を勧めたい。労働組合ユニオンや弁護士などのもとへ駆け込んだところで、解決はしない。
④皆の前で聞こえるように怒鳴る。
いじめの初期段階で見られる傾向。ここより先のステージに進ませないためには、意図的に皆の前で相手に言い返し、口論をしたい。筆者は会社員の頃、これが得意だった。いじめらしきことをしてくる上司には、よく反論をした。
すると相手は、おろおろ状態になる。経験則で言えば、上司を部下が叱りつけると、まずいじめをエスレートさせるようなことにはなり得ない。だが、見事なまでに周囲に味方がいなくなることは覚悟しておこう。
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