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しゅうかつ 一言言って去るスレッド
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いじめのストレスで妻子を虐げる“29歳の惨めなパパ”
無抵抗社員を憎しみの連鎖に追い込む学級崩壊職場
【第34回】 2014年3月18日
吉田典史 [ジャーナリスト]
■誰も加害者意識を持たないまま
他部署も巻き込んでいじめが続く
上田を唯一押さえこむことができるのが、営業部の部長兼役員の男性だが、彼は何もしない。役員としてトップセールスをする立場にあり、職場にはほとんどいないからだ。そのため営業部の仕切りは、上田に任せられている。上田からすると、怖いものがない。事実上のトップがこの有り様だから、石井らがなおさら勢いづく。
石井ら現場の管理職がいじめをエスカレートさせると、それは営業部以外にも波及する。いじめの怖さがここにある。多くの人が加害者の意識がさほどないままに、ずるずると罪を重ねる。(⑥)
その構造を深刻にするのは、葛城が強硬に抵抗しないことにある。彼は、石井や上田らに対して抗議を一切しない。むしろ忠実に「パシリ」をする。まるで荒れた中学校と同じである。いじめを受けたくないから、不良少年の言いなりになり動く。皮肉なことに、それによって一段とひどいいじめを受ける。彼の状況は、そんな少年少女らとよく似ている。
メディアや識者はいじめを論じるとき、「上司 VS 部下」という構図で捉えることが多い。そこに「成果主義」や「厳しい競争」、さらには「グローバル化」の影響まで含めて語る人も現れる。筆者はその立場に与しない。いじめは、はるか昔から起きていることであり、「成果主義」や「グローバル化」とは直接関係はないはずだからだ。
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