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しゅうかつ 一言言って去るスレッド
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いじめのストレスで妻子を虐げる“29歳の惨めなパパ”
無抵抗社員を憎しみの連鎖に追い込む学級崩壊職場
【第34回】 2014年3月18日
吉田典史 [ジャーナリスト]
■上司の右手がスッと動いたのが見えた
めまいがしてへたへたとしゃがみこんだ
殴られる数分前、葛城は石井からこう言われた。
「カウンターに行って金を払え! その領収書をもらって俺に見せろ!」
そして、石井からカードを渡された。ファイナンス系のゴールドカードだった。石井が忘年会の幹事だった。
葛城は、皆が酒を飲む2階の大フロアを離れ、1階へ降りた。受付のカウンターで、40人分のお金を石井のカードで支払った。そして、その場でサインをした。「石井直樹」というフルネームを書いた。急いで領収書を手にして、2階に戻った。
ところが石井に見せたところ、たちまちに顔色が変わった。
「バカやろ!」
石井の右手がスッと動いたのが見えた。頭を殴られたことは察知した。頭や首のあたりがクラッとした。その直後、めまいがした。座敷のところだった。へたへたとしゃがみこんだ。
葛城は10秒ほどうつむいた。立てない。軽い脳震とうのような状態だったという。その間、副部長の上田の太い笑い声は聞き取ることができた。石井は自分が殴ったことを正当化するためか、大きな声でまくし立てる。
「こいつ、俺のサインを勝手にしやがった! しかも、数十万の金だぞ! 本来、俺のところにサインする紙を持ってくるべきだろう? それで俺がサインをするんだよ。そんなことも知らずに、無断でサインをした。お前はアホか?」
葛城は反論ができない。「カードで金を払え! その領収書をもらって、俺に見せろ!」と指示を受けた。それを真に受けて動いた。当然、自分が石井の代わりにサインをせざるを得ないと思い込んでいた。
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