入学生が集う場所★ - 1164519546

32：名無しさんは神戸学院大：2014/07/11(金) 19:25:07 ID:VE/NtiWM0: 号泣県議、疑惑残し退場　有権者「辞めればいいのか」
(産経新聞) 2014年7月11日（金）15:29

　号泣会見で国内外に醜態をさらした兵庫県の野々村竜太郎県議（４７）が１１日、辞職する見通しになった。政務活動費で不自然な出張を繰り返していた問題発覚から１２日目。問題を長引かせたくはない議会側が早期の幕引きを図ろうとしてきたが、野々村氏は多くの疑惑についての説明責任を果たさないまま。有権者からは「辞めたら説明しなくてもいいのか」と憤りの声が上がった。
　議会事務局には同日早朝から大勢の報道陣が詰め掛け、議長室前にカメラを構えて待機したが、午前中、野々村氏は姿を現さなかった。
　１日の号泣会見以降、苦情の電話対応に追われている職員は「今日も市民から『いつ辞めるのか』『会見しろ』という問い合わせがひっきりなしだ」と疲れた表情を浮かべた。
　同僚の県議からは、野々村氏の辞職の意向を「当然だ」と受け止める声が上がった。ある無所属議員は「正直早く終わってほしい。うんざりしている。県政史に残る一大汚点。われわれの常識を超越している」とあきれ顔だった。
　県議会では、野々村氏以外の複数の県議も政務活動費で切手を大量購入していたことも発覚。この問題を追及した無所属の議員は「野々村氏の辞職をもって、幕引きをしたいという印象を受ける。他の議員も税金を使ったのだから県民に対して説明責任は負うべきだ」と指摘した。
　■「県庁行きたくない」「出張データ削除した」
　野々村氏に対し、政務活動費の調査を行っている県議会事務局などによると、調査に際して野々村氏が「マスコミが殺到している県庁には行きたくない」と話しており、これまでの調査は神戸市内の別施設で面会して実施した。野々村氏は、憔悴（しょうすい）しきった様子だったという。
　調査の中で、野々村氏は問題となった日帰り出張の経路について「目的地と活動内容のデータはパソコンの中にある」と釈明していたが、事務局が提出を求めると、「すでに削除した」と返答。説明を拒んだ。
　事務局はＪＲ西日本や切手を購入した金券ショップにも確認を求めたが、個人情報を理由に販売履歴などは閲覧できなかったという。
　７日に県議会で議長から辞職勧告を受けた際には、荷物用エレベーターを使用するなど、報道陣との接触を避け続ける野々村氏。１１日午前も西宮市内の自宅のインターホンに応答はなく、電話取材を試みたが、連絡は取れなかった。
　野々村氏が住む賃貸住宅は都市再生機構（ＵＲ）が管理しているが、野々村氏はＵＲとの契約に反して、自身が代表を務める政治団体の事務所として不正使用していた疑いも持たれている。同じ棟に住む主婦（４０）は「やましいことがないのなら、逃げ隠れせず、包み隠さず有権者に説明すべきだ」と厳しい口調で語った。
　地元西宮市民からも非難の声が相次ぐ。無職の女性（８３）は「市民として会見を見るたびに腹が立つし恥ずかしくなる。即刻やめるべきだ」とあきれ顔。「でも、私たちが選挙で選んだという責任もある。投票するときはしっかり候補者を見極めないと、という教訓になった」と話した。