したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |
レス数が1スレッドの最大レス数(300件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

神戸学院ッてどんな感じ?

209名無しさんは神戸学院大:2013/03/01(金) 22:38:28 ID:sY0grFbw0
>>205-206
尊い命問いかけた課題 「安易な体罰許さぬ」風潮浸透
(産経新聞)2013年3月1日(金)15:05

 ◆読者の声2千通超
 学校現場などでの「体罰」をテーマに、1カ月以上にわたって続けてきた今回の連載。読者の方々から意見や提言、体験談など2千通を超えるお便りが届き、この問題に対する関心の高さをうかがわせた。教員らによる体罰では、スポーツ指導上は否定的な意見が大半を占める一方、生活指導上は意見が分かれる傾向もあった。大阪市立桜宮高校の生徒自殺をきっかけにした今回の問題は、なお社会全体で考えるべき課題を投げかけている。
 法務省が1日発表した昨年の人権侵害救済件数では、教職員による体罰が過去最多の370件を記録。桜宮高の問題が発覚した今年はさらに増加する可能性がある。心理カウンセラーの内田良子さんは、過去最多になった要因について「学校に人権を守る環境が整っていない証しではないか」と指摘。「今回明らかになったのは氷山の一角で、実際の体罰はもっと多いだろう」とみている。
 小欄では、桜宮高のケースで問題となったスポーツ指導における体罰と、非行生徒らに対する生活指導での体罰に分けて考えてみた。長文の体験談を赤裸々につづる人も多く、真摯(しんし)な思いでこの問題と向き合う読者の多さに驚かされた。
 スポーツ指導では「殴ってもスポーツはうまくならない」といった意見が多く、体罰に否定的な声が圧倒的だった。ただ、生活指導では少し様相が異なり、「どんな体罰も許せない」という意見の半面、「ある程度の鉄拳制裁は必要だ」という声も根強かった。
 特に、現場の先生たちの意見は切実だった。ある高校教員は、あえて「殴ってみろよ」と挑発する生徒の存在を指摘。「教員だから耐えろというのか。まじめに指導する先生が悪なのか」という訴えに、対応の難しさがにじんでいた。

 ◆社会的議論が必要
 仮に生活指導でも一切体罰を認めないとするのなら、他の生徒や教員に危害を加える生徒に対しては「出席停止」などの強硬措置を取りやすくする環境整備が必要になる。しかし、「教育を受ける権利」などとの兼ね合いもあり、反対意見も少なくないだろう。
 寄せられたたくさんのメッセージを読みながら、平成18年8月に福岡市で飲酒運転の男が引き起こし、幼児3人が死亡した事故のことを思い出した。それまでも「飲酒運転はしてはいけない」という認識はある程度浸透していたが、事故をきっかけに「飲酒運転は許されない」という社会的な意識が明らかに高まった。
 体罰の問題でも、教員らの意識、態様によって、悪質な事例から一定の同情が寄せられるようなケースまでさまざまだろう。ただ、桜宮高の問題をきっかけに、少なくとも「安易な体罰をする教師を許さない」という風潮は浸透したと思う。今後も議論を重ね、社会全体でこの問題と向き合っていくことが必要だ。
 小欄には国内だけでなく海外からもメールが寄せられ、中には「私の意見がなぜ載らない」「返信がほしい」といったご指摘もあった。十分にお応えできなかった点はおわびしたい。
 「『体罰』を考える」は今回でひとまず区切りとするが、この問題は、まだ議論が尽くされたわけではない。今後、改めて考える機会を設けたい。(か)




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板