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続×5 就職活動スレ

139名無しさんは神戸学院大:2006/02/11(土) 18:25:07 ID:9Y4VdvYU
2010 名前: 名無しの塾生 投稿日: 2005/12/22(木) 23:17:45

<第7話>「2:6:2の法則」

かなりの数の人間集団の中では、集団が2:6:2に分かれるという法則がある。優秀な人が2割と普通の人が6割、ダメな人が2割だというのだ。この法則の面白いところは、下の2割を排除しても残った人達がまた2:6:2に分かれるという点だ。

組織というのは全てが管理職で構成される訳ではない。管理職も必要だし兵隊も必要なのだ。つまり組織の中には組織を引っ張っていく人間と、引っ張っていかれる人間が出てくる。

組織を引っ張っていく側の立場になれば、期待も大きし情報も集まる。重要な仕事の経験もたくさんできる。人は経験によって磨かれるので、上の2割に入る人はどんどん成長してゆく。一方、下の2割に入らざるを得ない人達は、本人の持っている能力とは関係なく、期待も情報も重要な仕事も少なくなり、次第に自信さえ失われてゆく。

超有名企業で下の2割に入っている人達と、そうでない会社で上の2割に入っている人を比べると、後者の方が活き活きとしているし、迫力がある場合が多い。学歴や頭の良さは、超有名企業の下の2割の人達の方が上だったかもしれないが、社会に出てからの周りからの期待や経験といった環境が人を大きく変えてゆくのだろう。

有名企業や大企業に入ることがゴールのように思っている人達がいる。有名企業に入ることが自分のステータスを高めてくれていた時代も確かにあった。しかし、有名企業や大企業に入っても、あなた自身の価値は何ら変わらないのだ。

就職することは社会人としてのスタートにしか過ぎない。有名企業や大企業に入ることがあなたの人生の幸福を約束してくれるものではないのだ。逆にラッキーで入った会社で落ちこぼれ、みじめな人生を送る例はたくさんある。

仕事がら、中小企業の社長さんと会う機会が多い。彼らの多くは皆ゼロからスタートしている。飲食業のウェーターから仕事を始めた人も、力さえあれば周りが放っておかない。間もなく店長になり、そして独立。レストラン経営から次は店舗設計に興味を持って店舗設計の会社を作り成功し、更にはマンション設計や地域開発にまで事業が広がり、今や、かなりの規模のデベロッパーになっている人もいる。

有名な会社に入ることがあなたを幸せしてくれるのではない。就職先を決めるにあたっては、あなたが期待され、活かされ、能力が磨かれ、本当にあなた自身が活き活きと生きていけそうな組織を選ぶという視点も大切なのではないだろうか。




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