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255名無しさんは神戸学院大:2017/12/24(日) 14:50:52 ID:YVkALNFY0
「コエンマ様からだわ。」
「ぼたん、幽助は居るか。非常事態だ。」
「みんな居るよ。境界トンネルのことだな。」
「おお、幻海か。その通りだ。」
「もう、すでに、人間界に影響が出始めている。突然奇妙な能力に目覚めた人間たちが、このひと月の間に、すでに30人も出てきて、あたしのところに助けを求めて相談に来た。こいつらもそうだ。この特殊な能力に目覚めたのは全て、むしより市に住んでいる者たちだ。」
「う〜ん、むしより市だけに影響が留まっているのは、不幸中の幸いだが、もう第二段階に入ったか。」
「第二段階? どういうことだ」
「お前たちに、どこまで話すべきか。なにしろ霊界のトップシークレット事項も、そのなかに含まれているのだからな。」
「もったいつけねえに、さっさと言え。」
「・・わかった、では話そう。境界トンネルが完全に開くまでには、四段階あるのだ。まず第一段階。人間界に瘴気が濃くなり、魔界の下等生物が増大する。第二段階。人間のなかに、特殊な能力をもつ者が、現れ出す。さらに第三段階。D級以下の妖怪が、人間界でも、ぞろぞろと生まれだす。知性の乏しい、凶暴な奴らだ。そして第四段階。穴が直径2キロメートルを超えた時、最終段階に達する。」
「最終段階? 」
「いったい、どうなるんだ? 」
「C級妖怪とB級妖怪が、人間界を、自由に出入りできるようになる。」
「それは? 」
「霊界では、妖怪を、その妖力の強さで、ランク付けしているのだ。B級妖怪とは、とぐろクラスの妖怪だと思って間違いない。」
「とぐろが、B級だ?! あんなスゲーやつがB級だってのかよ!! 」
「魔界は、果てしなく深くて広い。霊界が管理しているのは、魔界の、ごく一部に過ぎんのだ。」
「初めて聞いた。」
「魔界は、とてつもなく広くて、深い、地下のビルだと考えてもらえばいい。我々が管理できているのは、地下一階の、僅か半分だけなのだ。」
「たったそれだけかよ。」
「ここから先は、危険すぎて踏み込めん。長い年月をかけて、少しずつ陣地を広げるしかないのだ。そして、魔界の奥底には、A級妖怪と、超A級といわれるS級が居る。S級妖怪は、霊界ですら、手が出せん。」
「コエンマ。霊界は、こんな事態に対して、いままで何の備えもしてこなかったというのかい? 」
「いや、魔界と人間界の境である亜空間、強力な結界で封じている」
「なーんだ、それなら安心ね。やれやれ。えっ、でも、だったらどうして妖怪が出入りできるの? 」
「だがその結界は、A級とS級妖怪を、外に出さないためなのだ。あまりにも巨大な結界のだけに、B級以下は、その結界の隙間を通り抜けてしまう。」
「結界の隙間? 」
「しかし、A級とS級妖怪は、一匹たりとも、侵入させてはならんのだ! 」
「そんなにヤバいってのかよ。B級妖怪すべてより、A級以上の妖怪一匹が、そんなに」
「もし一匹でもA級妖怪の侵入を許したら、そのとき、人間界は・・」

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