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オンラインゲームっておもしろい?

238名無しさんは神戸学院大:2009/05/21(木) 11:31:00 ID:8zAVCFqs
●多様化・リアルになった職業

 Second Life内の職業も多様化している。アバターアイテムのクリエイター、デザイナーやミュージシャン、映画監督など、多様化・本格化し、よりリアルに近付いてきている。

 有名洋服ブランドもあり、専業モデルを擁してファッションショーを行うことも。定期的にカーレースを行うレーサーもいれば、それを応援するチアリーダーもいる。Second Life内で“俳優”を集め、アニメ映画を撮影するクリエイターなど、あらゆる職業があり、“プロ”としてお金を稼ぐ人たちがいる。



Second Life内の“撮影所”で撮影されたアニメ映画「漆紅」

 インディーズアーティストによる仮想ライブも盛ん。本格的なライブになると、演奏するアーティストだけでなく、ステージ構成やライト演出、衣装を提供するクリエイターなどそれぞれの専門家が集まり、チームを組んでライブを演出する。世界中のショップのオーナーになり、稼いだ資金で芸能人を応援する人もいる。



Second Lifeのみで演奏活動を行うアーティスト「chouchou」

 「壮大なごっこ遊びが行われている」(新谷さん)

――そこにはあらゆる職業と人生があり、まさに第2の人生、「Second Life」が展開されている。

●成長する仮想経済

 Second Life内で流通するリンデンドルの総額も右肩上がりに増え続け、08年には3億6000万ドル(約360億円)分に上った。

 マグスルはSecond Lifeに設置した「自動販売機」で、日本円とリンデンドルの両替業を営んでいるが、取扱高は増加傾向。1カ月に2000人ほどの利用があり、1人1回当たりの販売額は平均3500円、月間1600万リンデンドル(約1000万円分)の売り上げがあるという。

 「仮想現実の中でお金をかけることに抵抗のないプレーヤーたちが、特にファッション分野で、以前より高額なお金を使うようになっている感じがする」と、minaさんは話す。

 マグスルの新谷社長によると、「Second Lifeだけで生計を立てている人は何十人もいるし、年収500万円を超えるような人もいる」という。その多くがアバターのクリエイター。特に日本人の繊細なデザインは海外ユーザーにも人気だそうだ。

 ブーム当時、Second Lifeビジネスの中心だった、SIMの土地の切り売りは下火だ。「環境SIM」と呼ばれる低価格なSIMの登場や、SIMを個人で購入し、友人らだけを呼んでプライベート空間でコミュニケーションするユーザーが増えたことなどが要因。国内事業者が運営するSIMも撤退が相次いでいる。

 「今も残っているコアユーザーは、住む場所と遊ぶ場所を分けている」(新谷さん)――ショッピングセンターやライブ会場のある街で、おしゃれに着飾って買い物やライブを楽しみ、友人とのコミュニケーションはプライベート空間の我が家でなど、生活の場を使い分けるユーザーが増えているという。

●Second Lifeは「今の方が面白い」

 Second Lifeはブーム当時より今の方が面白いと、3人は口をそろえる。

 当時は、Second Lifeはもうかるという勘違いが先行し、面白みのない企業のSIMが乱立。「Second Lifeでできることの模索以前に、流行るか流行らないかや投資価値や費用対効果のみで騒いでいた」とminaさんは振り返る。

 ブームが落ち着いた今は、企業や投資家のノイズが収まり、個人クリエイターが目立ってきた。「Second Lifeの楽しさや深みは、07年のそれよりも強まってきているような気がする」(minaさん)

 Second Lifeに国境はない。「わたしは英語が全くできないが、国境の関係無い仮想世界の中で、作品を通じてダイレクトにさまざまな国のクリエーターやプレーヤーと交流できることは、本当に素晴らしいことだと思う」(minaさん)

 現実社会と同様に“生活”でき、ビジネスでき、世界の人とコミュニケーションできる。ブーム時にいわれていたSecond Life可能性が、ブームが落ち着いた今、花開いてきている。


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