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科学系情報集積スレ

136ななしさん@特命研究員:2007/04/11(水) 15:47:19 ID:RURCQKlM
tp://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/20070410/20070410_001.shtml

近赤外線で光合成 ラン藻で新たな仕組み
 日本など世界の沿岸の海域に生息するラン藻、シアノバクテリアの1種が、通常の植物とは別の葉緑素を使い、可視光より波長の長い近赤外線で光合成するとの研究結果を京都大の三室守教授と鞆達也研究員(光合成科学)が10日、米科学アカデミー紀要に発表した。

 新たな光合成の仕組み解明で、地球の炭素循環量は現在の想定より最大で数%多い可能性があるのではないか、としている。

 三室教授によると、葉緑素はaからdまで4種類あり、シアノバクテリアのアカリオクロリス属だけがdを持っている。

 これまで植物はaで光合成するとされていたが、三室教授らがアカリオクロリスの光合成にかかわる膜タンパク質を分析すると、可視光よりエネルギーが小さい近赤外線をdが吸収、光合成し酸素が発生することを突き止めた。


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