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kaohigashi COPIPE

9名無しさん:2007/07/27(金) 06:24:37
コメント Unknown (ekatof) 2007-02-16 04:00:46 20世紀後半という条件でベストワンを挙げるなら、カルヴィーノ『冬の夜ひとりの旅人が』だなあ。これだけは不動。読んでいる作品数が少ないから今ひとつ頼りにならない評価だけれど。
……申し訳ないことにkao君のベスト3は一つも読んでいないです。クンデラくらいは読もうと思うのだが……。

Unknown (kao) 2007-02-16 08:31:28 こちらは『冬の夜』を読んでないという・・・。『蜘蛛の巣の小道』(福武文庫)だけ読んでますが、よかったです、こちらはふつうのリアリズムですけどね。ナボコフ『青白い炎』(ちくま文庫)とともに、今年中には読みたい一冊。
クンデラはいろいろいわれるが、『冗談』一冊で世界文学の歴史に名を残すにふさわしい仕事をしたと思います。あと短編集『可笑しな恋』(集英社)もいい。
人生は思っていたより短そうなので、とにかく死ぬまでに読みたいと思っている本を、気持ちの盛り上がりとか体調の万全とかを待たず、遠慮せず読む。当面はこの方針で行きたいと思っております。

Unknown (小谷野敦) 2007-02-18 12:17:17 そんな新しいものばかり読んで・・・。「佳人乃奇遇」を読みたまえ。

Unknown (kao) 2007-02-20 22:48:44 こういう海外小説の読書は、文学青年(今は中年)の楽しみのためですから。『佳人乃奇遇』を純粋な娯楽としては読めませんよ。『経国美談』は三国志みたいで血沸き肉踊りましたけど。
ところで先のクンデラの短編集、タイトルを間違えています。千野栄一他訳『微笑を誘う愛の物語』(集英社)が正しく、文庫化に際し西永良成が訳し直し改題して、『可笑しい愛』となりました。

Unknown (小谷野敦) 2007-02-21 00:24:15 その年で中年なら、俺は初老か。

Unknown (kao) 2007-02-21 09:55:12 年齢は精神的なものもありますから。小谷野さんみたいに、今の四十代前半は若者といえる人もいれば(ダウンタウンの松本も、「オレの子どものころの四十ってものすごいオッサンに見えたけど、自分がなってみたらぜんぜん自覚ない」とかいってました)、李賀みたいに、齢二十にして心已に朽ちたり(引用は正確でない)、なんてこともあります。私個人は自分の人生のいちばんよい時期は二十代で終わった気持ちです。あとはその遺産で食べていくというか。


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