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kaohigashi COPIPE

8名無しさん:2007/07/27(金) 06:17:40
2006-10-20 欧米  オスカー・ワイルド『獄中記』(田部重治訳、角川文庫、1998)

 風俗喜劇で時代の寵児となったワイルドだが、年少の友人、アルフレッド・ダグラスとの男色関係を、その父親の貴族から訴えられ、有罪となって、二年間の下獄生活を送る。本書はこの獄中体験を経ての、魂の再生の記録。大正時代は、あの放蕩児ワイルドが魂の問題に目覚め、個人主義者として生まれ変わった記録として、大正教養主義との関連で、熱心に読まれた。今でもこうして文庫が出つづけているのだから、一定読者がいるようだが、特に読んで愉快だったり感心することもない。逆に、いまだに文庫で出ているのが謎だ。先日新潮文庫の福田恆存訳を手に入れた、こっちを読んだ方がよかったかな。

コメント Unknown (小谷野敦) 2006-12-25 01:30:18  どっちを読んでも同じ。私は途中で放り出した。

Unknown (kao) 2007-01-09 10:14:39 タイトルだけで売れている本でしょうか。

Unknown (小谷野敦) 2007-01-16 01:34:28 タイトルで売れていたといえば「情事の終り」だなあ。


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