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2ch コピペ Copipe・・・
415
:
名無しさん
:2008/09/11(木) 07:38:59
「プロジェクトX〜挑戦者たち〜
三笠フーズの挑戦。奇跡の毒米、奇跡の利益率。」
メーカーから、もっと安い米を売れと迫られていた。
思案に暮れていたとき、社長は意外な事を言った。
「事故米を入れてみたらどうだろう」
工場長は戸惑った。
事故米には発がん性最凶とも言われるアフラトキシンや農薬メタミドホスが入っている。
「無理です。出来ません」工場長は思わず叫んだ。
「俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で作り上げるんだ!」
社長の熱い想いに、工場長は心を打たれた。米屋の血が騒いだ。
「やらせてください!」
それから、夜を徹しての毒米作りが始まった。
古米やクズ米の代わりに、事故米を混ぜ、マウスに与え続けた。
しかし、どうしてもマウスは短期間に肝癌を発症してしまう。
このままでは消費者に深刻な健康被害が出ることになる。
工場長は、来る日も来る日も毒米と戦った。
いっそ、自分がこれを食べれば、どんなに楽だろうと思ったこともあった。
追い詰められていた。
そこへ社長が現れた。そしてこうつぶやいた。
「発想を変えるんだ。消費者がどうなってもいいじゃないか。我が社の原料が汚染源と考える奴なんて居ない、なんせ主食だからな。」
「米を食わない日本人なんて居ないんだ。食わなかった奴との比較なんて出来る訳がない。」
そうだ。そのとおりだ。バレる訳がないんだ。暗闇に光が射した気がした。
工場長はどこで取れたかよくわからないクズ米に事故米を混ぜてみた。
マウスがわずか83日で100%肝癌を発症する高濃度の毒米が出来上がった。
「これだ、これが探してた俺たちのコメなんだ!」
のちに西日本に未曾有の健康被害をもたらした、毒米の誕生だった。
社長と工場長と従業員は、工場の片隅で朝まで飲み明かした。
工場長は、充足感に包まれ、涙が止まらなかった。
「社長、この米を炊いて食べてもいいですか」工場長は言った。
「ああ、いいとも。肝癌で死にたいんならな」
社長は自分のジョークに、肩を揺らして笑った。
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