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:
夢を叶える夢を見た
:2005/08/11(木) 10:11:19
『なりたい自分になる』というのは『夢』という言葉では淡く甘すぎる。, 2005/04/04
レビュアー: jinchoku (プロフィールを見る) 茨城県 Japan
1行1行に戦慄しました。「よくぞ世に問うてくれた」と言える秀著です。
本書は「「何とか人生を変えたい」、「このままでは生まれてきた甲斐がない」、「今の仕事を辞め、新しい世界に飛ぼうか、飛ぶまいか」と悩んでいる男女に贈るリポート(P. 7)」です。内館女史は三菱重工業に13年半在籍中、脚本家養成学校の夜学に通い、「ひらり」や「私の青い空」の脚本家となった方です。会社員時代「どうにかして、ここを抜け出さなければならない」という強烈な危機感を抱き続けた経験のある内館女史の言葉と彼女がリポートせずにはいられなかった夢に向かって飛ぶか否かを悩む人々の言葉は衝撃的です。私自身も就職後、専攻を変えて大学院(博士課程後期)に編入学した経験があり、人事とは思えずに一気に読み切りました。
本書の核心は「夢という言葉では淡すぎる(P. 70)」に尽きると思います。これはプロボクシング・帝拳ジムのマネージャー・長野ハル女史の言葉ですが、いずれの道でも簡単に夢を実現できるほど甘いものではありません。それが分かっていても飛び込みたい。その際に、万難を引き受けて飛び込ませる要因、あるいは引き留まらせる要因は何か。本書は必ずしも明確な回答を示していませんが、実際に苦悩していずれかの道を決断した登場人物の言葉からは必ず何かしらの示唆を得られます。
本文中でも触れられていますが、「飛び出して失敗した人」と「飛び出さずに失敗した人」は光の当たる場所に現れません。それを踏まえつつ、成功者の成功要因、それも自己の客観的把握や「飛ぶ」決断までの輝かしくない悩みの過程を真摯に取材した著者には脱帽です。特に高校生以上、44歳以下で「夢」がある方は必読です。ぜひ、手元において頂きたい秀著です。
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