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423江藤 淳 (著) 閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本:2006/05/16(火) 03:35:43
http://www.google.co.jp/search?q=%E9%96%89%E3%81%96%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E8%A8%80%E8%AA%9E%E7%A9%BA%E9%96%93%E3%80%80%22War+guilt&hl=ja&c2coff=1
GHQが最も腐心したのは、「アジア解放の殉教者」という日本人の歴史観を破壊して「日本人は世界征服を狙った残虐非道な民族だ」というのを刷り込む事であった。そのために「War Guilt Infirmation Program」という洗脳をした。先ず新聞に「真相はかうだ」や「太平洋戦争」の連載をさせ、NHKでは戦争犯罪、財閥、皇室等を共産党幹部に論じさせ皇居を潰して団地にするという論議もあった。この本はそのような事を論じた本である。

評価 2 : 江藤淳氏が書かなかったこと
江藤淳氏がこの本で詳しく書かなかったことがふたつある。ひとつはGHQの検閲は大日本帝国の検閲システムを利用して実施されたという点。もうひとつはGHQの検閲は天皇制擁護を最大目的とする当時の大日本帝国政府の協力のもとで実施されたという点。すなわち、天皇処刑を回避し天皇制のもとで日本を統治するという目的でGHQと当時の大日本帝国政府の利害は一致し、その延長線上にメディアへの統制があったという点である。つまり、占領期の報道の自由は、GHQのみならず日本人の為政者からも見離されていたのである。この点についてはモニカ・ブラウ氏の「検閲 1945‐1949―禁じられた原爆報道」が詳しいので参照していただきたいが、江藤淳氏の研究はモニカ・ブラウ氏の研究で論じられた視点を忘れない限りにおいて有意義な研究であると言えよう。


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