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ノーベル賞  「作家」 大江健三郎_

42名無しさん:2005/06/11(土) 06:26:29
http://plaza.rakuten.co.jp/atsushimatsuura/diary/200506030001/
大江健三郎について 週刊朝日の2002年の書評より

●『これをもって小説は最後にすべし
 作品を発表する度に「これが最後の小説である」と公言してきた作家がいる。大江健三郎である。
 もちろん、そんなことを作家が言う必要はない。書き終えた後死ぬか、もう書けなくなれば、それが自動的に「最後の小説」になる。なぜ、わざわざ「最後の小説である」と言わねばならないのか。自分を見捨てた読者に戻って来てもらいたいからである。
・・・
 果たして、大江健三郎の最新作『憂い顔の童子』は、そんな作者の言い訳の集大成となった。
 作者とおぼしき主人公「長江古義人」が、この長く退屈な小説で言っているのはたった一つのことだけである。それは自分の生涯と自分が書いてきた小説には「深い意味」があるということだ。もちろん、大江健三郎はずっとそのことばかりを書いてきた。しかし、古義人の故郷である四国の「谷間」を舞台としたこの作品では何と、それを「客観的に」証明すべく、「ローズさん」という自分の作品を「研究」するアメリカ人女性まで登場させている。
・・・
「これ以上書くのは恥の上塗りになるから、本当に最後の小説にして!」(虫)』


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