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_故事来歴  phrase origins___

76名無しさん:2004/12/10(金) 04:21
何もしないで後悔するか、何かして後悔するか
ここ見てて、高校の国語の教科書に載ってた中島敦の山月記を思い出した。

極端に言えば、引篭もりが虎になってしまう話だ。

その中の一節に

己の珠にあらざることをおそれるが故に、敢えて刻苦して磨こうともせず、又、己の珠なるべきを半ば信じるが故に、禄々として瓦に伍することもできなかった。

と言うのがある。これは「(主人公が)努力した結果自分には(詩の)才能がなかったんだと思わされるのをおそれて真剣にうちこむこともできず、かといって自分には才能があると半ば信じているために、その道をあきらめることもできない」、と言うような意味で、このような理由でこの話の主人公は山に引篭もってしまう。


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