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_故事来歴  phrase origins___

66Peeping Tom?:2004/11/17(水) 07:46
この女性はLady Godivaといい、1040〜1080年頃にイギリスのコンベントリーに実在した人物です。彼女のご主人は伯爵であり、この小さな町の町長のような役職に就いていたのですが、彼は非情にも全てのものに課税しました。例えそれが肥料であってもです。Lady Godivaはこの重い課税に苦しみ、食料の調達さえもままならない人達を哀れに思い、ご主人に税金の引き下げを求めました。しかし回答はNOでした。

来る日も来る日も懇願する妻を見るのに疲れた彼はある条件を出しました。「木曜日の正午に町の市場の中を裸で馬に乗って歩け。それが出来るのなら税金を下げよう。」彼はこのような条件を飲むはずが無いと思っていたのでしょうが、Lady Godivaの出した答えは「やります。」でした。木曜日の正午、馬に乗った他の二人の女性(彼女達は勿論服を着ていました)を自分の両側に従えたLady Godivaは、長い髪を二つに分けて出来る限り自分の体を隠して人々の前を馬に乗って歩きました。

彼女が自分達の為にこのようなことをしているなどとは知る由も無い町の人々は、好奇な目で前を通る彼女を眺めているだけでした。そしてなんと、ご主人の伯爵は税金を引き下げるだけでは無く、課税することを完全に取り止めにしました。これは記述が残っている事実です。


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