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本の雑談__

9名無しさん:2004/05/01(土) 02:46
http://travel.2ch.net/test/read.cgi/travel/1003246766/

370 :列島縦断名無しさん :04/01/01 14:17 ID:a3roRk01
>>330 海辺の叙景
私は20年間こういう風に読んできました。
「引きこもり」の主人公には、若く美しい女の子と一緒に並んで日光浴するなんてことはもちろん、気軽に話すことも想像すらできない。
その理想、空想の世界。その究極がさっそうと泳いでいる姿に「いいかんじよ」と言ってもらうこと。

371
私は大学在学中に「引きこもり」に近い様な青年と何人か知り合ったので、「海辺の叙景」が現実の話だとは思いませんでした。

題名がでてきませんが、主人公が夜中に起きてヘビのかわりに少女の首を絞める話、あの解釈はいかなものでしょうか?


373 :列島縦断名無しさん :04/01/02 00:37 ID:PnSQ7cc0
「海辺の叙景」 は、誰かの理想の世界である、という暗黙の了解のうえで成り立っている作品なのでしょうか。
もとより二次元の漫画の世界の出来事ですが、私は、これも現実で起こりうる事と思っています。
また、そう強く言い切るのが、夢を売って生業とする作家の態度ではないでしょうか。

少女の首を絞める話(「沼」)ですが・・・
あのヘビは、作者の、漫画の題材や表現におけるタブーの象徴であって、
そのヘビがいなくなってしまったシーンは、作者であるつげ氏の今後の創作行為において、
その枷が外された事を意味しているのではないでしょうか・・・
実際、「沼」以前以後で、作品の質がガラッと変わっております。
となると、ヘビを逃がしたのは作者であり、また、ヘビは作者自身だったともとれます・・・
隠微な印象を与える作品ですが、最後の「ズドーン」は、つげ義春の作家性の開花の狼煙と
私は受け取っております・・・


374 :列島縦断名無しさん :04/01/02 02:24 ID:IxsupMU5
「沼」について、コメントありがとうございます。
私としては、(月並みですが)少女の首を絞めるのがドラキュラ(Sex)みたいな感じで、最後の「ズドーン」は成人式の祝砲みたいなもんだ、と思っていましたが、それにしては晴れ晴れとした感じが全くないのが不思議と考えてきました。
「つげ義春の作家性の開花の狼煙」と言われると、ものすごく納得できます。

題名がでてきませんが、旦那が床に来るのを女が胸に朱をさして待っている、これは池波正太郎で読んだように思いますが、つげ氏はどういう文献(小説)からこういう昔のディテールを得ているのですか?

部屋に入る男は天狗の面、これは何か故事をふまえているのですか?
質問ばかりしてすみません。20年間疑問でした。

山陰本線の鈍行に乗ったら、目の前に日本海が広がり、なんか大きな荷物もったおばさん達などいて、いきなり自分がつげワールドの点景になったようで、ものすごく感動しました。


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