今週は久しぶりに英国で造られた新語を紹介しよう。
最近、日本では英国と同様に就職意欲がなく働かないNEETと呼ばれる若者が増大している。これは少なくとも働く意欲のあるフリ−タ−よりも性質が悪い。
NEETとは英国の労働政策の中で造られた新語でNot in Employment, Education or Training(就職、教育あるいは訓練もせず)の略語で、日本のマスコミでは一般に英語読みの「ニ−ト」あるいは「無業者」と訳されている。報道によると、この「ニ−ト」若者は平成15年には63万人に上り、10年前の約1.6倍に増加し、15−34歳の約2%に相当すると推計されている。この「ニ−ト」は4種類に大別されるという。