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物理学ニュース速報

29名無しさん:2004/11/10(水) 05:22
【宇宙】銀河系の中心に二つ目のブラックホール見つかる
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1100019513/

見えない天体を教えてくれる周回する七つの星たち

 銀河系の中心に二つ目のブラックホールが潜んでいることが、このほどその周りを回っ
ている星の集まりを観測していた天文学者により報告された。

 3年ほど前、天文学者は銀河系が超大質量ブラックホールの周りを回っていることを確認
した。このブラックホールはSagittarius A*(射手座A*)と呼ばれ、我々の太陽の260万倍
の質量をもつ。今回、それよりはずっと小さく、太陽の1300倍ほどの質量しかないブラック
ホールが、超大質量ブラックホールから3光年のところにあるのが見つかった。

 フランス、パリの天体物理学研究所(the Institute of Astrophysics)の天文学者
Jean-Pierre Maillardのグループは、以前は単一の天体だと思われていた銀河系中心部の
とても明るいIRS 13と呼ばれる部分を観測した。

 ハワイ島、マウナケア山頂にあるジェミニ望遠鏡の赤外測光装置を使って観測したとこ
ろ、IRS 13が実際には0.065光年の範囲で回転している7つの星からなっていることがわ
かった。

 ハッブル宇宙望遠鏡とチャンドラX線望遠鏡のデータともつきあわせてこれら7つの星の
運動を計算したところ、IRS 13Eと名付けられた中質量のブラックホールの周りを周回して
いるはずだという結果が得られた。このIRS 13Eはさらに秒速280kmで射手座A*の周りを
回っている。

「我々の銀河で中質量ブラックホールが見つかったのは初めてです。」(Maillard)
グループはこの成果をAstronomy and Astrophysics誌最新号に報告した。

 また、IRS 13星団は強いX線も放出しており、ブラックホールの存在を裏付けるものと
なっている。これよりも小さいX線放射も我々の銀河系中の至る所にみられ、太陽質量の
ほんの2、3倍しかない小ブラックホールが地球の近くにも存在するのではないかというこ
とを示唆しているが、この点についてはまだ確かめられていない。

 これら7つの星は、銀河中心超質量に引きずり込まれてしまった大星団の名残である可能
性がある、とMaillardは考えている。この観測結果は、多くの銀河の中心に存在すると考
えられている超質量ブラックホールが、銀河中の小さなブラックホールや星を飲み込むこ
とで質量を増やしていっているという考えを裏付けるものになるかもしれない。

 また、なぜたくさんの巨大星がその空域に集まっているのかということに答えるものに
なりそうだ。射手座A*周辺の巨大質量が、星が雲とほこりとガスから生まれることを妨害
しているので、これらの星は銀河中の遠い場所で生まれ、中質量ブラックホールに引き寄
せられてきた可能性がある。

 Maillardによると、大きさと色から、これら7つの星の寿命はかなり短く、飲み込まれる
前に燃え尽きてしまうだろう、とのことだ。

記事オリジナルはこちらです。
08 November 2004; | doi:10.1038/news041108-2
Second black hole found at the centre of our Galaxy
Mark Peplow
http://www.nature.com/news/2004/041108/full/041108-2.html

The nature of the Galactic Center source IRS 13 revealed by high spatial resolution in the infrared
J. P. Maillard, T. Paumard, S. R. Stolovy and F. Rigaut
A&A 423, 155-167 (2004)
DOI: 10.1051/0004-6361:20034147
http://edpsciences.nao.ac.jp/articles/aa/abs/2004/31/aa0147-03/aa0147-03.html


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