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龍大生へ
265
:
最後の連合艦隊旗艦大淀
:2018/03/23(金) 10:51:24
結果的に、マリアナ沖海戦で敗北を喫した日本海軍は、動く軍艦はすべて次の決戦につぎ込むということになり、
様々な地域で待機していた艦艇をすべて南方に向けることにします。
その結果、連合艦隊旗艦となっていた大淀も「君も戦闘に使うから」
とあっけなく任を解かれ、第三艦隊に転属させられます。
ちなみにこの時以来、連合艦隊司令部は
「通信を重視すればやっぱり陸上に無線基地を作った方がいいだろう」という判断で、陸上に移ってしまい、
大淀以降「連合艦隊旗艦」を名乗る軍艦は無くなってしまいました。
なんと大淀は、期せずして「最後の連合艦隊旗艦」という名誉を受ける軍艦となってしまったわけです。
その後、大淀はどうなったのか、気になりますよね。
大淀は第三艦隊、つまり空母機動部隊の一部となり、
マリアナ沖海戦で生き残った「瑞鶴」他空母群を守るための戦力として期待されることになります。
ですが、その後の出撃はみなさんもご存じのように、
レイテ湾に突入する戦艦部隊へ、アメリカ空母部隊が攻撃を仕掛けぬよう、
囮となって北方へ誘引する役割を担うことになったのです。
大淀は奮戦しましたが、しょせん多くの敵機を高角砲でやっつけることができるわけでもなく、
すべての空母が沈没する最中、それらの乗員を救助して、沖縄まで退避してきます。
それから大淀は連合艦隊司令部の思惑に翻弄されます。
沖縄で残存艦艇と合流し、そのまま母港に帰るのかと思いきや、
思ったほど被害を受けていないことが分かり、そのままインドシナへの回航を命じられます。
インドシナでは他の艦艇と合流し、
ミンドロ島サンホセに上陸しているアメリカ軍への夜間砲撃作戦「礼号作戦」に参加することになります。
飛行機の援護もない作戦で、成功は疑問視されていましたが、
なんとこの作戦は大成功で、まさに「連合艦隊最後の戦果」とも言われる海戦となったのです。
さらに大淀には崇高な使命が与えられます。
シンガポールに回航し、そこで航空戦艦となった「伊勢」「日向」などと合流し、
甲板や格納庫に多数の軍需物資を積み込み、日本本土まで回航するという「北号作戦」に参加することになります。
戦うのではなく、輸送船代わりになれと言う作戦を命じられたわけです。
もともと水上機格納庫、そして連合艦隊司令部が入っていた格納庫が今度は
「軍需物資倉庫」として活用されるはめになったのです。
もとより成功すれば奇跡とも言われたこの作戦、
なんとすべての艦艇が無事に日本本土にたどり着き、
連合艦隊司令部は歓喜に沸いたと言われていますが、
結局最後の最後まで連合艦隊司令部の思惑に翻弄されることになった大淀は、
その後は外洋に出撃することもなく、
呉港外につなぎとめられ、単なる砲台として活用されるだけになってしまいました。
1945年7月末のアメリカ軍機による空襲では多数の爆撃を受けて大破着底し、
軍艦としての生涯を終えることになった大淀。
かつては連合艦隊旗艦という名だたる名誉と役割を
「いきなり」担わされたという軍艦ではありましたが、
戦争の終盤において、思わぬ活躍を成し遂げた軍艦として、
今後も名前は受け継がれていくのでしょう。
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