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東大合格者数の変化に対する考察

1 ◆ZFABCDEYl.:2009/04/05(日) 21:11:10
ttp://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3858e.html

ここ見て気づいたんだけど,私立落ちてない?
公立の時代になった感じがする。母校もジリ貧みたい・・。

2 ◆ZFABCDEYl.:2009/04/05(日) 21:18:11
この表を見たら,岡崎(愛知)と浦和・県立(埼玉)と宇都宮(栃木)が
公立トップ3らしい。

あとびっくりしたのが私立の渋谷幕張。ここは急成長?
市川と渋谷幕張は塾推奨の受験で何となく覚えてる。

3 ◆ZFABCDEYl.:2009/04/05(日) 21:27:50
でも,個人レベルで考えると,中学高校の選び方は偏差値で決めるのではなく,

(1)立地。通学時間が短いこと。駅近だと塾が通いやすくうれしい。
(2)共学。なければ男子中(女子中)
(3)親の立場で見ると学費とかそういうのが安いとこ
(4)校則が平凡で,かつ,楽なとこ
(5)かわいい系ではなく,美女系が多いとこ

これに尽きる気がする。

4 ◆ZFABCDEYl.:2009/04/05(日) 21:28:52
>>2の訂正

岡崎(愛知)は私立かも。

5 ◆ZFABCDEYl.:2009/04/05(日) 21:41:02
調べたら岡崎(愛知)は公立でした・・。

今日は不調。

6Je n'ai pas de nom!:2009/04/05(日) 23:56:23
岡崎、県立浦和、県立千葉はむかしっから強かったですよ。
昭和の終わりくらいまではベスト20くらいまでに上の三校のほか
高岡(富山)なんかも入ってたような気がしますね。
県立がベスト10に入ったのは久し振りかもしれませんが。

相変わらず臺地のところはすごいね。

7 ◆ZFABCDEYl.:2009/04/06(月) 01:23:51
>>6
お。それ知ってる。
県千葉は付属中学がありますよね。
岡崎も浦和もいずれできるんじゃないかと。

台地氏の母校は地上ではなく天空にあるのです。
神々しい雰囲気に満ちているとか。

8 ◆ZFABCDEYl.:2009/05/06(水) 20:39:54
このスレタイに関連することだけど大学受験数学の歴史
(数学教育の歴史)ってどういうふうになっているの?

ホムペにまとめると参考になる気がしたので。
とりあえず戦後を出発として考えると、

(1)共通一次がない時代
(2)共通一次がある時代
(3)共通一次が消えてセンタ試験になった時代
(4)旧課程終焉の時代
(5)新課程元年の年(僕の年)
(6)(5)の新課程が消えた時代

こんな感じだと思うんですが。


カテキョやってたとき,既にその子にあげちゃったんですが,
僕は以前ヤフオクで
「数学Ⅰ・基礎解析・代数幾何・確率統計・微分積分」
という教科書をゲトしたことがありました。数学123abcの分類ではないんです。


この教科書はとても古いものだったんですけど,この配列は僕としては
とても新鮮に感じ,なんとなく勉強の順序の配列がイイ感じがしたんですね。
僕の使ってた教科書と似ているといえば似ていたけど,もっとしっかりしている
感じでとてもいい感じでした。一次変換とか空間の方程式、微分方程式も教科書にしっかりと
載っていた記憶があります。よく駿台でこの古い教科書を携帯して勉強してました。

ていうか,大学入試の数学の構造のカラクリを,このヤフオクでゲトした教科書によって
分析できた!という印象があるんですね。今思うと,カテキョであげなきゃ良かった・・。と
後悔するくらい,イイ出来だったですよ。この時代の教科書の分類を基軸にして,大学受験に
望むのが,現課程の大学受験に一番適していると思う。

9 ◆ZFABCDEYl.:2009/05/06(水) 20:53:28
「数学Ⅰ」で学ぶ学習範囲が大きいんだけど,そこから,「基礎解析」と
「代数幾何」にわかれて,さらに,「基礎解析」は「微分積分」に接続する
という構造が,とても効率が良いんです。
確率・場合の数関係を全くの別系統として「確率統計」とする仕分けも
とても自然な感じがする。つまり,この時代の数学の分類って,「全範囲」を
学ぶために作られた正統的で矛盾のない流れに基づいている。

僕の時代の教科書は,新課程初年だったけど,「全範囲」を学ばなくても
良い構造になっていた。つまり,理系で「全範囲」を学ぶ人にとっては,
流れが途中で切られてしまう構造になっている。

はじめから「全範囲」を学ぶことを目的にする高校生にとっては
古い時代の教科書のほうが,効率が良い上,理解しやすい。
古い時代の教科書は中高一貫の発想で作られているので,これを普及したほうが
大学受験生にとっては親切だと思うんです・・。

10Мечислав(☆12) ◆QRDTxrDxh6:2009/05/06(水) 21:07:29
>>8
個人的にはこけくんがいってる課程のもうふたつ前の課程に
戻らんかなあって思ってる。無理だろうなともおもってるけど。
僕自身は>8の課程のひとつ前の課程で育ちました。
「数学I」「数学IIb」「数学III」っていう時代。ふたつめの「数学IIb」
はいまみたいに「数学II」と「数学B」が併存してるわけではなくて,
普通科でやる「数学IIb」、実業科でやる「数学IIa」っていう分類だったかな
なにしろ一つの教科書です。

で、その内容はというと、>8の課程よりもうちょっと微分方程式が
ちゃんと扱われてて、論理集合写像のあたりがもっとしっかりしてたかんじ。
細かいこと言うと集合の直積なんかも扱ってたし、群の公理もあった。
平面幾何の公理的構成っていってユークリッド幾何もあった。
数Iでごちゃごちゃたくさんあって(数は複素数まで、式は多項式の四則、
有理式、論理集合写像,合成関数、逆関数、三角関数、平面のベクトル、
場合の数と確率,)
数IIbは線形代数の基礎(ベクトル行列一次変換、三次元の解析幾何)
と解析の基礎(数列と多項式の微積分)
数IIIは一般の関数の微積分と、ちょい本格的な確率(確率分布、確率密度関数、
二項分布、ガウス分布、条件付き確率、平均分散標準偏差)
てな雰囲気でした。

11Мечислав(☆12) ◆QRDTxrDxh6:2009/05/06(水) 21:07:53
そのひとつ前の課程はいわゆる「新幹線授業」と言われた時代。
もちろんイヤミというか批難を込めた呼び名なんだけど
これくらいを高校のときにやっておいた方が、>8でいってる
「数学の構造のカラクリ」がよーくみえてくるとおもうのですが。。

実は「新幹線授業」の時代にさらに多くの内容を高校生に、
すくなくとも理科系に進む高校生に,注入しようという案を
出してた人もいました。ラメさんの母校にw
要は、大学初年級の微積分(えっと、当時の、ですよ)
を高校の間にやってしまって、大学教養の間に測度論と
関数解析がひととおり終わってるようなカリキュラムを
考えてたようです。

12 ◆ZFABCDEYl.:2009/05/06(水) 21:08:20
それとも,もっと昔の教科書のほうがさらに効率が良い構造になっているのかもしれない。

昔からのデータを集積している予備校などでは,どの課程が一番,全範囲を学ぶ高校生にとって
優れている構造なのかを知っているはず。それは企業秘密なんだろうけど,
高校の数学の教科書の構造変化を追えれば,どの構造が一番優れているのかを
個人レベルでも把握することは可能な気がする。

13 ◆ZFABCDEYl.:2009/05/06(水) 21:09:50
>>11
え・・?
もっと優れた時代の教科書があったんですか!!

14 ◆ZFABCDEYl.:2009/05/06(水) 21:15:08
>>10


ちょっとそれは濃すぎる・・。うーん,怖いな、昔の教科書。

15Мечислав(☆12) ◆QRDTxrDxh6:2009/05/06(水) 21:17:43
>>14
この時代に小平邦彦先生(日本初のフィールズメダリストね)が書かれた
高校数学の教科書は名著の誉れ高いもので(僕はこれで習った。
探せば自宅にあるはず),なんとアメリカで英訳された。
にもかかわらず、日本ではもう手に入らない。

16Мечислав(☆12) ◆QRDTxrDxh6:2009/05/06(水) 21:26:35
あ、ちょい勘違い。ぼくは制度の境目
基本的には「I」「IIb」「III」(昭和48年施行の指導要領)から
「I」「代・幾」「基解」「微・積」「確・統」(昭和57年施行の指導要領)
にかわるころに高校生やってて、結局後者の教科書は使わずじまいなんだけど
一年生のときは純48年式で二年生からは「移行措置」
とかいってちょっと削った教科書になってたらしい。
いま見ても何が削られたかはようわからんのだけど。
だから僕が理想かなとおもってるのは、48年式のことです。
「移行措置」前の。

ご参考までに
48年式→http://www.nicer.go.jp/guideline/old/s45h/chap2-3.htm
57年式→http://www.nicer.go.jp/guideline/old/s53h/chap2-3.htm
H6年式→http://www.nicer.go.jp/guideline/old/h01h/chap2-4.htm
H15年式→http://www.nicer.go.jp/guideline/old/h10h/chap2-4.htm

17Мечислав(☆12) ◆QRDTxrDxh6:2009/05/06(水) 21:34:34
>>12
ああ、やってますがな。
予備校塾だけでなく一部の進学校でも。
ラメさんの母校が,ときどき微分方程式だすよ、文系でも
一次変換出すよ、っていうのはまあ48年式が念頭にあるっぽいのよね。

それわかってる受験産業関係者(含む一部の高校)は48年式が常に頭にあって
ある人は遠慮勝ちに、ある人は堂々とっていう感じで48年式の授業してますがな。

    #わたしの住む県のイチバンの進学校では,
    一年で三角比やるときに、IIの三角関数もIIIの三角関数の微積分も
    いっぺんに扱ったり、数学的帰納法でてきたら即,ペアノの公理を注入したり
    しとるよ。

18Мечислав(☆12) ◆QRDTxrDxh6:2009/05/06(水) 21:54:07
そしてH25年式
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/kou/kou.pdf
の50ページから58ページ

19 ◆ZFABCDEYl.:2009/05/06(水) 23:33:59
>>16
48年式が基本になってるんだ!
これ知ってると参考になりますね。

>>17
すごい高校だ・・。

20 ◆ZFABCDEYl.:2009/05/06(水) 23:50:05
H6年式とH25年式のみ,複素数平面が導入される理由が謎。

しかもH25年式は数学Ⅲに複素数平面が入っている。

僕は複素数平面は習わない世代に入っているけど,
先取り学習のせいで学んでしまった・・。

一次変換
複素数平面
空間の方程式
微分方程式

この4分野は改定ごとに消えたり復活する傾向にある?
H25年式では、曲線の長さと複素数平面が復活だし,何なんだろう。

いっそのこと4分野を削除したほうが良い気もする・・。

21 ◆ZFABCDEYl.:2009/05/07(木) 00:32:12

S48年式
事象を数学的にとらえ,論理的に考え,統合的,発展的に考察し,
処理する能力と態度を育成し,また,社会において数学の果たす役割について認識させる。


S57年式
数学における基本的な概念や原理・法則の理解を深め,体系的に組み立てていく
数学の考え方を通して,事象を数学的に考察し処理する能力を高めるとともに,
それを,活用する態度を育てる.


H6年式
数学における基本的な観念や原理・法則の理解を深め,
事象を数学的に考察し処理する能力を高めるとともに数学的な見方や考え方のよさを認識,
それらを積極的に活用する態度を育てる。


H15年式
数学における基本的な概念や原理・法則の理解を深め,
事象を数学的に考察し処理する能力を高め,数学的活動を通して創造性の基礎を培うとともに,
数学的な見方や考え方のよさを認識し,それらを積極的に活用する態度を育てる。


H25年式
数学的活動を通して,数学における基本的な概念や原理・法則の体系的な理解を深め,事象を数
学的に考察し表現する能力を高め,創造性の基礎を培うとともに,数学のよさを認識し,それらを
積極的に活用して数学的論拠に基づいて判断する態度を育てる。

22 ◆ZFABCDEYl.:2009/05/07(木) 00:32:46


H35年式(予想1:東大理系向け)
数学的活動を通して創造性の基礎を培い、論理的,統合的,発展的に考察し,
体系的に組み立てていく数学の考え方を通して,事象を数学的にとらえ,
数学における基本的な概念や原理・法則の理解を深め,事象を数学的に考察し処理する能力と態度を育成し,
社会において数学の果たす役割及び数学的な見方や考え方のよさ、すなわち、数学のよさを認識し、
それらを積極的に活用する態度を育てる。


H35年式(予想2:単科医大向け)
社会において体系的に処理する能力を積極的に活用する態度を育て、
ときには、事象を数学的に考察し、できれば、数学における基本的な概念や原理・法則の理解を深める。


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