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「集合・位相入門」輪読会

870裏画像収集家 </b><font color=#FF0000>(ggGgggQQ)</font><b>:2004/12/01(水) 01:07
例2 順序集合Qを全体集合とし、その部分集合M={|x∈Q,0<x、x^2<2}を考える。もちろんM≠φで上に有界。
しかしMの中にsupMは存在しない。実際a=supMが存在したとするとa∈Qよりa^2≠2だから2<a^2 or a^2<2.
ここでa'=(3a+4)/(2a+3)とおけばa'も正の有理数で、2<a^2⇒2<a'^2<a^2, 2>a^2⇒2>a'^2>a^2でいずれにしても矛盾。
・・らしいのだがここが理解できない、。だれか代わりに解説してくれ

しかし今のMを順序集合Rの部分集合と考えた場合にはMは上限を持ち、supM=√2。
Rにおいては任意の空でない上に有界な部分集合が必ず上限を持つ。(実数の連続性)

例3 Mを任意の集合系とする。(φ≠)N⊂Mについて集合系Nの和集合∪N=∪{A|A∈N}がMの元であれば
それは順序集合MにおけるNの上限となる。即ちsupN=∪N.このことは第1章(2.17)(2.18)よりわかる。
(平たく言えば、Nに属するすべての集合を包む最も小さな集合が∪Nであるということ。)

上の例2でも見たように一般にが順序集合でM⊂A_1⊂Aであるとき、MがA_1の中に上限をもたなくても
Aの中で持つことがある。その逆の場合もある。さらにMがA_1、Aの中にそれぞれ異なる上限を持つ場合もある。
こうした事態にまぎれがないように対処するために、必要があればsup_{A_1}M、sup_{A}Mと書いて区別する。infも同様。




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