したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

キリスト教と美・2

2chiara:2004/02/20(金) 22:43
サヴォナローラはドメニコ会の修道士で有名な説教師でした。
ドメニコ会の厳格派に属し、非常に厳しい倫理観を保有していた人です。
その倫理観とキリスト教会の政治的掌握、つまり神の国を現実の国家において実現しようと
した彼の望みはフィレンツェの人々を魅了したのです。しかし政治的な失敗のつけと
やりすぎによって、最終的に民衆によって火刑にされてしまいました。
15世紀に花咲いたフィレンツェルネッサンスの終焉は彼がもたらしたのですが、
人文主義擁護の立場からは批判されていますが、キリスト教的価値からは肯定の声も
あります。特にプロテスタント社会からはヤン・フスと同様カトリック教会の罪に対峙した
人物として評価は高く、また今日のカトリック社会の中でも見直されており、
イタリアなどでも再評価が進んでいます。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板