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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(162)

1解法者:2005/02/01(火) 23:03:13
>韓国にいる脱北者(2)<

 1995〜1997年に北朝鮮を脱出した彼らは、ある亡命者の集いで知り合った後「われわれも資本主義社会で一度成功してみよう」と意気投合し、2000年9月頃に会社を設立した。これといった専門技術もなかった彼らが思いついた事業のアイテムは、ハルニレの葉で作った食品である。
 北朝鮮で名節(韓国固有の盆・正月)などの時に、大事なお客さんが訪ねてくると接待する「ハルニレの葉」の粉で麺類やチジミ(お好み焼き)などの食品を作り、食堂や大型小売店に納品しはじめた。だが、高価な材料を使っていたため、他の製品より2、3倍も高く、最初からよく売れるわけがなかった。「北朝鮮脱出者が事業などできるか?」と皮肉る人が大半で、製品そのものに疑念を抱く人々も多かった。
 創立当時から、彼らを見守ってきた社会奉仕団体「愛の電話」のオム・ヨンス代理(33)は「最初は銀行の使い方も知らなかった人々で、宣伝どころか、事業というものがどういうものかすら分かっていなかった」とし、「昨年までは、一度たりとも給料袋を堂々と家へ持ち帰った人がいなかった」と話した。試練は昨年ピークに達した。何とかして活路を開くために迎え入れた韓国出身の専務が、会社の資金を横領し、途方もない打撃を受けた。
そのうえ、一緒に事業を始めた北朝鮮脱出者の1人がこっそりと他の業者に運営権を渡そうとして、訴訟にまで至った。「幸い勝訴したものの、同志だと信じていた人と法廷で向かい合ったときの心情は本当に惨めなものでした。『皆で63ビルに登って飛び降りよう』と言って号泣したこともあります。その度にわれわれを耐えさせたのは、われわれは職位も何もない『一つの共同体』だという信頼感でした」。


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