在日朝鮮人のための北朝鮮講座（１３８）

1：解法者：2004/12/14(火) 23:28: ＞「日朝協会」（３）＜

　こうして把握した「日本人妻」に手紙を出すのであるが、これも＜消息＞を教えてくれた「在日朝鮮人」に持参をお願いした（こういうやり方を「人便（インピョン）」と言う）。
毎年、「北朝鮮」の家族の元を尋ねる「在日朝鮮人」もいるが、数年に１回という方もいる。そういう場合は、その方から、同じ場所を尋ねる「在日朝鮮人」を紹介してもらったりした。こうして、「日本人妻」と連絡が取れるが、「日本人妻自由往来実現運動の会」から連絡があって、金品を送ってもらったという情報には度々接したが、「日朝協会」から＜連絡＞があり、また＜金品＞を送ってもらったという情報に接したことは＜ただの１件＞もない。したがって、②はおろか、③もない。
　先の「第２号」には「数十件」の＜問い合わせ＞があったというが、「日本人妻」に関して言えば、それも疑わしいが、とにかく、「日本人妻」の＜消息＞を尋ね、＜金品＞を送ったなどということは＜ただの１件＞もないだろう。
　次に「北朝鮮」に渡った「在日朝鮮人（以下、「元在日」という）」についてであるが、これも同じで、「日朝協会」が＜具体的＞な活動をしたという＜情報＞にも接していない。
　こうした、「日本人妻」にせよ「元在日」の＜消息＞を確認するには＜継続的＞かつ＜血のにじむような＞努力が必要で、「窓口」を設けたからといって、そう＜簡単＞にできるものではない。
　「日朝協会」の「窓口設置」などというのは＜まやかし＞であろう。たとえ＜相談＞に来られても何も出来ないのは、かえって＜失望＞を与えるだけで、しない方が良い。＜詐欺＞の類だろう。
　今度は、「第２号」が発行された後の話であるが、「日朝協会」が「日本人妻」・「元在日」に対して＜具体的＞な活動をしたという＜情報＞にも接していない。
　そのあたりから、「北朝鮮」から中国に脱出して来る「北朝鮮人（以下、「原住民」という）および「帰国者（極めて少数）」が現れて来た。これについても「日朝協会」が彼らを＜日本＞あるいは＜韓国＞に入国させたという話は聞こえて来ない。
　こうして＜日本＞に入国した「元在日」・「日本人妻」の支援についても、「日朝協会」の会員が個人的にやられているかも知れないが、組織としてやっているという話もない。
　結局、「日朝協会」は何もしていないということである。

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