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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(131)

1解法者:2004/11/17(水) 00:27
>北朝鮮のキムチ(1)<

 北朝鮮の人たちは、今年も「キムチ」が食べられただろうか。
 かって、北朝鮮の「平壌」に行っとき、春だったが、キムチがなく、どうしたのとウエイトレスに聞いたら、「キムチは辛く、あなたがお腹をこわすと悪いので出しませんでした」という見事な答えが返って来たことを思い出す。「北のキムチは辛くはないよ」と言い返したら黙ってしまったが。そう、北のキムチはそう辛くはないのだ。
 韓国の新聞「中央日報」から、北のキムチの話をこちらの話も付加して、お届けする。
 北朝鮮に行ってきた韓国人が、口を揃えて言うことの一つが、キムチの味だ。塩辛をいっぱい入れた南方のキムチのひりひりする味でもなく、味付けをしたのかどうか分からないほど白っぽい開城(ケソン)キムチの薄い味でもなかったとし、舌なめずりする。 ひりひりとしてさっぱりした汁の味に、こりこりとした歯ごたえのある白菜が逸品だったというのが、一様な品評だ。 他のおかずに馴染まず、キムチにばかり箸を運んだせいとも思われる。
 一様に美味しいという北朝鮮のキムチは、当然、大規模なキムチ工場で配給するものだと推測していた。 労働で忙しい主婦が、いつキムチを漬けて食べるのだろうか、と思っていた。 だが、キムチ工場はなかった。 北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が個性を生かしたキムチを「創造するように」との指針を下し、キムチを漬けることが、家庭の主要行事になった、とのことだった。 とりわけ、キムジャン(立冬を前後に行なわれる越冬用キムチの漬け込み)の季節がやってくると、平壌(ピョンヤン)市内は、白菜とダイコンをいっぱい積んだトラックと牛車が列をなす風景が壮観だという。
 11月7日が立冬だから、数日後ならば、平壌の街では、白菜・大根と各種の薬味用の野菜を山ほど積んだ車両が行進を繰り広げるだろう。数年前まで、ソウル中心部の大きな市場の周辺もそうだった。20年前は、町の角々に白菜が山積みされていた。今はどうであろうか。


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