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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(130)

1解法者:2004/11/10(水) 21:06
>離散家族(10)<

 先生がくださった品物はカバンのままで本人たちに渡しました。カバンの中に「腕時計(電子時計)」がありました。我が兄弟たちの子供の名前が書いてありましたので、そのままあげました。(同行した)「××」さんが書いてくださった「明細書」を見て、そのまま、分配しました。「××」さん、ありがとうございます。
 品物をもらってもお礼ができないのが、辛いです。
(中略)
 先生は、薬品を送るから日本語の勉強をしなさいと言いますが、私と妻は日本の学校に通いました。解放のとき(1945年)には小学校3年生だったのです。したがって、日本語は少しわかります。
 先生が私たちのために(日本の)病院で処方してくださった「鎮痛剤(封筒に入ってありました)」は使ってみたら効き目が良いと主人が言っておりました。多分、新しい薬だからもっと効き目があるようです。
 (ソウルにいる)兄は、おとなしく無口で、先生が面倒を見てきださったお陰で今まで生きて来たと思います。
(中略)
 祖国! 祖国! とは、先祖の骨が埋められているところ、山、天、草木の私の住んでいる土地と考えてはなりません。そのような土地は今も昔もあります。しかし、真実の生き方をするためには偉大な首領様と領道者「金 正日」将軍を模範としなければなりません。私たちのいう祖国とは(単なる土地ではなく)偉大な首領様と領道者「金 正日」将軍を奉る祖国ということです。
 私たちよりもっと物事を知っている先生の前でこんなことを言って申し訳ございません。政治論議をしていると思わないでください。
 私の兄に祖国についてもっとしっかりと知らせて欲しいという意味で言いました。
(中略)
 私が目が悪いので、私の代わりに主人が書きましたので理解してください。
 さようなら  お元気で
                            ×××、×××

 1996年8月23日


 「南朝鮮(韓国)に父がいる北朝鮮にいる娘の叔母とその夫が書いた手紙である。

※ 原文は「朝鮮語」


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