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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(123)

1解法者:2004/11/04(木) 21:50
>離散家族(3)<

「北朝鮮にいる娘から南朝鮮(韓国)にいる父」への手紙(1)

 たった一度でも会いたいお父さんへ

 会いたいお父さん、私が1歳のときに離れた「李 ××」です。
 46年という長い歳月が過ぎた今日になってこんなに嬉しい便りがあるとは夢にも思わなかったのです。
 この嬉しさを何に例えれば良いのでしょうか。
 私にはもうお父さんなんかいないと思っていたのに生きているなんて。その話を聞いたら身体が震えて来て信じがたい、いや、嘘かと思いました。
 本当に夢か現実かわかりません。
 私は大きくなるにつれてお父さんに対する愛情が増して来ました。他の子供たちはお父さんと歩きながら笑ったり楽しく遊んだりしていましたので、うらやましくてたまらなかったのです。
 それからお嫁に行ってからも今も46年の歳月が過ぎて生きていることがわからなかった私のお父さんの存在はどれだけ大きなものであったかわからないでしょう。
 それは、私には兄弟が1人もいなくて、今まで生きて来たので、もっと、もっと、そだったと思います。
 祖母が亡くなる前は私をすごく大事にしてくれました。祖母はお父さんが住んでいた家の裏の山に行ったら、お父さんのことを考えながら泣いたりしていました。私はわけもわからず一緒に泣いたことが思い出されます。
 お父さんがいないため、どれだけ寂しい思いがあったかわかりますか。本当に情のないお父さんですよ。私を置き去りにして46年も過ぎた今頃現れてどうしろというのですか。
お父さんのいる友達がどれだけうらやましかったか・・・言葉では言い表せません。
 まあ、そんなことがあったにしても、今、現在、お父さんが生きていることなので、過ぎた悲しかったことは忘れて、これからはお父さんとどうして会えるかを考えるばかりです。


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