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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(107)

1解法者:2004/10/07(木) 01:30
>北送事業(13)<

 これを見ても、当時、日本には<北朝鮮出身者>などわずかしかいなかったことになる。なお、本題とは関係ないが、「日本赤十字社」に押しかけた50名の在日朝鮮人、自発的に押しかけたものでもなかろう。「朝鮮総連」の差し金であることは<容易>に推測できよう。
 「張 明秀」氏の言う、>このことを以て、「「日本赤十字社」がいったん、日本にいる<北朝鮮出身者>を北朝鮮に帰還させることを約束しておきながら、これを破棄することによって、さらに在日朝鮮人の<帰国希望>を煽り立てて、より多くの在日朝鮮人を北に帰国することを企んだという< などということは、前記の事実と全く結びつかない。北朝鮮に帰国を希望する<北朝鮮出身者>全員を集めても、先の資料とは時期が異なるが、せいぜい1万人前後だったのであろう。彼の主張は、「日本赤十字社」が「北朝鮮赤十字会」
に提示した<北朝鮮出身者>の帰国を、日本にいる「韓国出身者」にまで問題を広げたもので、事実を自己に都合の良いように<捻じ曲げた>ものだと断定できよう。
 さらに、「張 明秀」氏の「日本赤十字社」の「北送事業」への関与を見てみよう。
 「日本赤十字社」は、昭和30年(1955年)の暮れに、十字国際委員会に、日本、韓国、北朝鮮の赤十字の会談によって「在日朝鮮人」をそれぞれの希望する国に帰す以外に方法がないと考えて斡旋を依頼していた(毎日新聞の昭和31年(1956年)2月16日記事)。
 彼は、これを以て、「日本赤十字社」が「在日朝鮮人」の<追い出し作戦>を研究していたという。
 しかし、これも、うがった考えである。先の「厚生省」の資料から見ても、日本には、帰国を希望する「在日朝鮮人」が55万人も残留していたと考えられ、これを「帰国」させることは、まさに<人道問題>と捉えていたと思われるのである。彼の見解は、始めに<結論>ありきで、自己に都合の良いことを<何の裏付けもなく>当てはめて行っている感じがする。


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