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在日朝鮮人のための北朝鮮講座(89)

1解法者:2004/09/24(金) 21:09
>国家保衛部の任務(5)<

 さらに彼らを<泳がせて>内偵捜査を続けた。この市の所轄区域まで「平安南道」の地方の「国家保衛部」の車両で運んできて、ここで「人民保安省」の車両に積み替えて、彼らが管理する「食糧貯蔵所」に運び込んだ。北では「食糧」は自前調達が原則だといわれていたが、これで確認できた。ここから彼らが管理している「自由市場」の商人に下ろして売る。この商人、一般の住民かと思ったが、「人民保安省」の家族・親戚などが多いという。総てが「特権階級」に握られている。その方が<統制>しやすいという。そのとおりだろう。
 この市の「国家保衛部」、日頃から<反目>し合っている「人民保安省」であれば摘発は簡単だ。しかし、この場合は、「平安南道」の地方の「国家保衛部」が一枚噛んでいる。彼らが中央と結んでいたら、摘発が<命取り>になる。報告は咸鏡南道の「咸興(ハムン)」にある「道国家保衛部」に挙げられた。ここで「平安南道」の「郡国家保衛部」が独自にやっているのか、それとも中央党と連絡のうえでやっているのか、内偵が進められた。その結果、「郡国家保衛部」が単独でやっていた大掛かりな<密輸>であることが発見された。
<密輸>に関連した全員が摘発された。こうした場合、「強制収容所」に入れられると聞いていたが、そうでもないらしい。「経済犯の収容所」が別にあって、そこに入れられるという。縁故があるからだという。面白いことに<褒美>、このタバコだったそうだ。早速、組織がらみで所轄の「自由市場」でさばいたという。何が何だか理解しがたい。
 「平安南道」の「郡国家保衛部」は摘発できない。管轄があり、規模にもよるが、この場合は中央の「国家保衛部」が行い、上層の「平安南道」の「道国家保衛部」も責任を取らされた。内容は不明だという。この市の「人民保安省」、市場の責任者、商人の彼らの家族も含め、数十人が先の「収容所」送りとなった。ただ、「経済犯収容所」、これは「人民
保安省」の管轄だそうだが、取り扱いは<過酷>でここで生き抜いて行くのはなかなか大変だという。


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