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映画から韓国を見る(1)
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:
解法者
:2004/08/12(木) 01:06
一昨日、「シネマコリア 2004 東京」を鑑賞した。4本立てで午後1時から10時30分、さすがに疲れた。
観客の8割は女性、しかし、こういう「映画祭」になると<ヨン様おばさん>はいない。若い女性が大半だ。10年ほど前は全員男性でそれも多くて10名、今では150席満席だ。<隔世の感>がする。
韓国映画なら何が何でも見るということを信条としているから、鑑賞した。
映画の中で注目したのは「先生 キム ボンドゥ」である。
これは韓国教育界を告発した<喜劇映画>である。
映画は、父兄が教師に「白い封筒(寸志―賄賂)」を差し出すことから始まる。ソウルの小学校に勤務するキム ボンドゥ先生演じる「車 勝元(チャ スンウォン)」、白い封筒を受取るために父兄に電話をしまくる。「白い封筒」を差し出さない父兄の子供は差別し、体罰を加える。
これがばれて片田舎の廃校寸前の小学校へ追放となる。生徒数5名の複式学級だ。
「白い封筒」を要求しても誰も差し出す父兄はいない。全くやる気が起きない。いつも、生徒に<自習>させる。
何としてもここから脱出してソウルへ戻りたい。考えた挙句に生徒全員をソウルに転校させれば、廃校となり、ソウルに戻れる。ある子供は芸能界に、ある子供は野球界に、と策を弄する。
なかなか、上手く行かない。それどころか、廃校を恐れた卒業生たちが<転校生>を送り込んでくる。今度は「白い封筒」はもらえるが、ソウルへの配点は遠のいて行く。
ますます、やけになるが、子供たちから慕われ、考えが少しずつ変わって行く。
そう、思ったとたん<廃校>の通知が来る。惜しまれ、慕われながら学校を去る「キム ボンドゥ先生」。
そういえば、同じ映画祭の「品行ゼロ」でも、父兄が高校の先生に「白い封筒」を差し出す画面が映し出されていた。
「白い封筒」、どこにもある。大学でもある。教授になるもの「白い封筒」が物を言う。
教官になるにも大学の理事に「白い封筒」がいる。
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